リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2015年6月24日 沖縄慰霊の日

2015-06-24 09:39:26 | Weblog
 昨日は70回目の沖縄戦終戦(敗戦)記念日だった。当時の悲惨さを語れる人も年々減り、それでも語り継ごうと努力し続ける人々。70年も前になると記憶は曖昧になる事もあるだろうが、幼かった頃の衝撃的な事は案外鮮明に覚えているのかも知れない。だとしたら、その苦しい思いを抱えながら生きてきた70年とはどんなものだったのか。想像するだけで辛くなる。よく生きてこられた、との思いと前向きに生きる南国ならではの強さも感じられる。凄い、沖縄人。何も知らない戦後の恵まれた時代に育った者が何を言う、と思われるだろうか。その時代、その地に生まれた事。生まれる時代や土地が選べるなら、と思った事も多々あったろう。けれど、運命と受け入れて生き抜いた。自分がそこにいたらどうだったか?
考えても仕方のない事とは分かっていてもそんな思いが頭をよぎった。さて、これからの日本。年中行事のひとつのように沖縄訪問をした安倍総理。2度と戦争を起こしてはいけない、と本気で思うのならその方向に日本を導いてくださいよ。言動が一致していないのはおかしい。そこで何を思ったのかは不明だが、間違いを直す姿勢すら見えないのは情けない。

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2015年6月23日 映画・恋の門

2015-06-23 17:30:00 | Weblog
 先日映画館で鑑賞して、ちょっとがっかりした”ジヌよさらば”。それと監督及び主演男優が同じなのでどんなもんかいな、と半信半疑で鑑賞。しかしこれが馬鹿馬鹿しいながらも案外面白かった。途中、訳の分からない登場人物もいたり、ちびのくせに妙にしっかりしてたガキが出て来たり。松田龍平くんの演技は相変わらず下手なのだがこれには存在感があって、飽きさせない。相手役の酒井若菜さんにもだいぶ助けられていたかな。彼女最近見ないがどーしているんだろ。これだけのコミカルな役をこなしているのだからいなくなってしまうのはもったいないわ。いつものワザとらしいしゃべり方を封印して地声風なセリフもとても良かったし。極めつけは彼女の両親役の平泉さんと大竹しのぶさん。普通の人ではああは演じられないよな。凄いわ、大竹さんって。役者をセッティングした上手さにも感動。全て松尾スズキさんによるものなのか? 本人には男性的な魅力を感じる事はないが、映画監督・脚本家としては大いに期待したい。”ジヌ”以上の次回作、楽しみに待っていまーす。

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2015年6月22日 集団的自衛権

2015-06-22 18:31:30 | Weblog
 暴走内閣を止められる人はいないのか。なんとしてでも今国会で安全保障関連法案を成立させる為、会期を95日も延長する事に決まった。これは戦後最長だそう。そこまでして押し通そうとする強引さに、呆れる。こどもが駄々をこね、何が何でも欲しいものを手に入れようとする行為に似ている。もっとも今時の子はそんな事をする前に親が買い与えてしまうので、そんな経験もないか。話が反れた。今日は元法制局長官が衆議院特別委員会の参考人として呼ばれ、発言。「法案は従来の政府の憲法解釈からみて問題がある」として、法案の根幹にあたる集団的自衛権の行使容認に疑問を投げかけた。与党推薦の駒澤大学名誉教授は法案容認派。この発言は政府が無理強いしたとしか思えない言い回しで聞き苦しかった。対する野党推薦の小林節・慶応大名誉教授は前回同様、分かり易い言葉で「憲法に違反し、政策としても愚か。廃案にすべき」と批判した。単純な話しをわざと難しくし、国民を惑わす政治に困ったものだ。多くの有識者が一丸となり廃案へ導いて欲しいがそうはいかないものなのか・・・・。

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2015年6月20日 安全保障関連法案

2015-06-20 17:05:37 | Weblog
 安全保障とは名ばかりの、と言いたくなるような”安全保障関連法案”。これを何としても今国会中に閣議決定したい内閣。専門家である憲法学者に違憲と指摘されたにも関わらず押し通そうとする根拠は何? そこまでしてアメリカの機嫌を取らないとこの国はやっていけないのか。軍事行動を地域制限なしに行う”後方支援”として武器弾薬や燃料補給も可能になるとか。更には自衛隊による軍事支援(戦争とどこが違うのか)や武器使用も認められる。戦いの中に日本人が巻き込まれる事は絶対にない、と総理は断言していたがそれは真実か? そんなわけないでしょう? 嘘もいい加減にして。違憲と言い放った学者たちの発言を無視した菅官房長官の会見も信じられなかったし、昨日は違憲ではないと話す学者たちの会見をニュースで見た。これもどうなの? 自分たちの思いとは違う意見の者をはつぶしてしまえ、と言っているようにも取れて気分の悪い報道だった。それにしてもこれからどーなるの? 嘆いていても何も始まらないが憂鬱だ。

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2015年6月19日 改正公職選挙法

2015-06-19 21:01:40 | Weblog
 70年ぶりに有権者の年齢が引き下げられ、18歳から選挙権を持つ。これによってどんな影響が出るのかは施行後にならないと分からない? のだろうか。若者が選挙に参加するのはいい事ではあるが、学生にもその権利が与えらるのはおかしい気も少しする。もっとも20歳以上なら誰でも公平にその権利は与えられるが、認知症の高齢者が持つのも変と言えば変だから仕方がないのか。常々ダンナは「税金を払っていない生活保護や年寄りにも選挙権があるのは変」と言っている。それも正しい意見なのか? そうなるとダンナの扶養家族である主婦は皆、選挙権を失ってしまうか。それとは別に親の保護の下にある学生にはその権利を与えるべきではない、とも思う。高卒で働き、納税者である人には当然の権利と言えるだろう。大学生には放棄して選挙に行かない人も多いと聞く。なのに何故こここで18歳説が出て来たのか。しかも全会一致で可決、成立。こういう事の運びは実に素早い。

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