４月から紙面の一部が変わった。昔と比べるとしょっちゅう紙面の変化を繰り返している様な気がする。読者のためを思っての事ではあるのでしょうが、何だかちょっと、と思う面もある。今回特に感じたのは、土曜日の夕刊。be evening の部分。花まる先生の公開授業、中学入試問題、検定腕試し、小学生学力アップ術、時事英語に挑戦と続き、これは新聞の内容ではないでしょうと、思った。雑誌の企画物のイメージを持った。中でも一番嫌悪感を強くしたのは「本番まで３００日 同時進行 受験家族」の欄。私立や国立の中学を実際に来春受ける子どもたちを持つ４組の家族のレポート。それも母親からの。子どもの名は仮名だが、受験予定の校名は実名。こんなのは受験雑誌か各自のブログで思いっきりやってくれ。おかしいよ、朝日新聞！ 物心ついた時から私は朝日を読んでるけれど、ここんところ変だよ。これに限らず、ちょっと待ってと、言いたくなる記事が時々あるもの。
新都知事が選ばれた。同じ人なので変わりばえなし、しかも３回目。選んだ人の気持ちが分からん。映像や言動の面白さは認める。他の人にはない魅力は確かにある。そこは少し理解出来てしまう自分が嫌。けれど、問題はそんな事じゃない。都知事の仕事を本当に任せられるのかって事。今回は、と言うか毎度毎度選挙に対してへたくそな他陣営のせいで対抗馬が不在なので、どう仕様もない勝利だったのよね。悔しいけれど。役人上がりの浅野氏や建築家としては一流かもしれないけれど政治家では素人の黒川氏。ここらじゃ無理だって。それにしても石原氏は７４歳。任期を全うするまで元気に働けるのか。体調には気を遣い、健康的に生活していらっしゃるそうですが大丈夫なのだろうか？ 都民の高齢化は他の地域に比べてかなり進んでいると聞く。知事そのものがかなりのご高齢。こんな人しか選べなかった事を一都民として恥ずかしく思う。
３月３０日に放送されたＮＨＫの「春うた」について、心をうたれたと愛知県の大学生が新聞に投稿を寄せていた。私もその番組は視聴していて、いいなあとは思った。全体的にはね。ただ、気に入らなかったのはこの大学生が指摘していた部分。彼はガクトさんが飛び入りして歌った卒業式の場面に涙がこみ上げたと言っているのだ。本当に？ そんな事に涙されてもなぁと、思う。元々同局の他の企画で彼が作った曲に、その高校で撮ったスナップ写真を使った縁で今回の事が実現したらしいのだが。若い視聴者に媚びている様で見苦し感がたっぷり。ガクト自体、嫌いだからかもしれないけれど、そんな風に感じたのだ。歌はさほど良いとは感じられなかった。歌い方もくねくねしていて気持ち悪いし。ファンの方々及び本人には申し訳ないが、個人的な感情だから仕方がないよね。話が戻るけれど、投稿者の彼へひとこと。そんなんで涙している様じゃ、この先思いやられるぞ。感動するのは良いけれど涙はいらない。強気心を持ちなさい、しっかりしてくれ男なら。
ここぞ、と強く応援したいチームもないままだらだらと見続けてきた春の高校野球。今日は準決勝。聞いた事もなかった静岡の常葉菊川対熊本工業、帝京対日大大垣の対戦。どっちが勝ってもいいと思いつつも公立高校で唯一頑張っている熊工と我らが東京代表の帝京に勝って欲しいと願った。結果はどちらも叶わず、敗北。明日の決勝は常葉菊川対日大大垣の対戦となった。この際本当にどっちが優勝しても良いは。ピッチャーが不細工顔の静岡じゃない方が良いけれど。そんな事を言ってると逆になるしな。あーあ、つまんない。応援しているチームがなかった事自体面白くない高校野球だったって事だし。夏の大会にはこんな事がない様にきちんとした応援体制で望みたい。それにしても思うのは、大会前に発覚した球児への金銭授受問題。あんな話を耳にすると、純粋に球児を見られなくなる。残念だ。
