今朝早く次男から、電話。「もう２,３日してから帰る。いつ帰るかは、ハッキリ決めてない。日曜日までには帰るよ」はいはい、そうですか。無事に下山したのだから何処でどう過ごそうとご勝手に。とは思うが、来週の水曜日からは大学の研修でイギリスへ旅立つ予定。何の用意もしていないだろうし、疲れてもいるのだろうから早く帰って休めばいいのに。その事をちらっと言いかけたら、直ぐに否定された。いい、自由にしてちょうだい。困るのは本人だし、チビガキじゃないのだから考えて行動してくれ。それにしても、すべて分かった様な口をきくくせに甘く、抜けたところを持つ。若さってそう言うものなんだろうけどいちいち腹が立つ。
アウトドア派のふたりの息子たち。それぞれに今、旅の途中。長男は北海道へツーリング。次男はいまだに、ワンゲルの合宿から帰らず。昨夜、無事に下山して糸魚川の民宿にいるとの連絡あり。一昨日にハガキが届いたものの、２０日振りの本人の声。無事であった事が確信できて、ほっとした。長男に言わせると「ひきこもりよりは、外に出て行動してる方がいいんじゃないの。親としちゃあ」なんて話になる様だけど。実際にはどちらがどうなのか。バイクや登山の危険性をひきこもりの心配度と比べるのは難しい。どうであっても私は、あの子たちの親であるのだから。ふたりが無事、元気な姿で帰って来るのを待つしかないのだ。それもまた、楽しい。どれだけ、真っ黒く男らしくなっているのか。頼もしく成って行く彼らに期待したい。たいそう、ご迷惑でしょうけれど。
昨夜のテレビ、今朝の新聞ともに何なの。高校野球否、早実、斉藤君の扱い方。あそこまで報道する必要があるのか。若者が真剣に野球をする姿は確かに、感動を与えてくれて素晴らしかった。けど、それで終わりでいいんじゃないの。応援していた和泉監督もインタビューでは興奮して、声が裏返ってみっともなかったし。あの場面では仕方のない事かもしれないが。今日は彼らが帰京。国分寺ではとんでもない騒ぎになっているのでしょう。今夜はニュースを見る前に想像がつく。選手たちも取材殺到で大変でしょう。舞い上がってるから何でもないか。特に斉藤君は、のっぺりとした表情で媚たり、偉ぶったりしてないから余計にマスコミが追っかけるのかもね。でも、皆さんもう少し大人になりませんか。
斉藤君、あなたは凄い。今日は仕事で出かけていて試合は見られなかった。同じ思いで仕事をしていた人がどれだけいた事か。途中で、早実が勝ったらしい情報を得つつ帰宅。テレビのスイッチを入れたらちょうど「キャプテンの後藤君、一言」と、インタビュアーの声が聞こえた。その声に、早実が勝った事を知った。良かった。どっちでも・・・・と言う気持ちも少しあったけれどあの、駒大苫小牧よりは早実でしょ。「王先輩や荒木先輩がなし得なかった偉業をし遂げたい」などと大それた発言を淡々とする斉藤君には、何だかなーって引いてしまうものも正直あるけれど。今後、どんな活躍をするのか楽しみです。相手の田中君にしても、ね。将来ある若者達。じっくり考えて、悔いの少ない人生を。あなた達の親世代の私としてはそんな事を他人事ながら、心配してしまった。
早実と駒大苫小牧の甲子園・決勝を見た。延長１５回。どっちのチームも負けまい、勝とうとする姿が素晴らしかった。特にファンではないけれど、東京代表だし駒大苫小牧はちと問題のある学校だったしで、早実を応援。斉藤君はよく投げた。疲れているのに強気な姿勢。田中君も憎たらしい程、冷静に球を放る。投手が優秀な割りにどちらも打者がイマイチ。まっ、投手が良いからそうなるのも無理ないのか。明日、再試合。それにしてもこの日程は何とか変更出来ないのでしょうか。前途ある若者に「肩を壊せ」と、言ってる様なもの。これを続けさせるのはおかしいよ。もっと将来を見据えた試合日程にしてあげてよ。どこに訴えたら良いのか分かりませんが。高野連がいかんのかなぁ。本人達はともかく、関係者は分かっていながら改革をしない。変な体質をどなたか打ち破ってはくださいませんか。
