２００６年２月２３日 ＮＨＫ

　ＮＨＫのニュースには、このところ参る。小さい頃から夜の７時は習慣となって見てきた。内容の面白い、つまらないに限らず受け入れてきた。　
　ところが、ＮＨＫ側のよろしくない問題が発覚するだいぶ前からあきあきしていた。理由は分からない。ニュースを伝える姿勢なのか、受け止めるこっちがいかんのか。何ででしょう。けれど、あちらが必死になればなるほどしぼむのよね。見るものの心って。　
　今夜もあす早朝に行われる、トリノオリンピック女子フィギィアスケートの３人娘を嫌っちゅうほど追っかけてた。娘たちの人気にあやかろうとしている様で大層不愉快。
　もうひとつおまけに言わせてもらえば、アナのおやじが気象予報士の女性に「半井さあーン」と、甘ったれてるけどあれはいいかげん削除して欲しい。気づけよ早く。　　

２００６年２月２２日 母親の役割

　地下鉄のお茶の水駅でのこと。ここは、改札口からホームまでの距離が異様に長い。クラクラする思いで下りエスカレーターに乗っていると、後方から幼い女の子と母親の声。　
　「お母さん、早く早く。急いで急いで」言いながら禁止されている駆けおりの子ども。「駄目よ、駄目よ・・・」と言ったきりその場に立ち止まったままの母。早く追いかけろよ、と心の中で言う私。そうこうしているうちに、少女の姿は小さくなり視界から消えた。驚くほど身のこなしが軽やか。スーと飛ぶように見えなくなった。　　
　この後、更にダッシュしたチビは一人で電車に乗ってしまった。ホームでやっと追いついた母の前でドアは閉まり発車。「次の駅で降りなさい」と、叫ぶ親。何をやってんの。子供の安全をどう守ろうか、あちこちで考えさせられる事件がこんなにおきてるのに。チビの手は離すな。世のかあさん達、お願いしますよ。

２００６年２月２１日 猿回し

　１９歳になる朗子さんは現在、大道芸の猿回しの修行中。朝起きてから夜眠るまでずっと子猿の輝くんの世話と芸の稽古に追われている。高校を卒業してまもなく１年。その間たぶん１日の休みもなかったんじゃないのかな。なぜそんなに頑張れるのか。どうして猿を選んだのか・・・ちょっと彼女に聞いてみたい。ま、愚問か逆に何を言い出すんだと、突っ込まれたりして。
　今日の夕方のニュースで朗子さんの奮闘振りが伝えられた。彼女の母親と友達である私は、知り合いの娘のハリキリに感服。今後、「輝と光」としてステージに立つふたりを心から応援したい。　
　
　

２００６年２月２０日 フォーティーン

　遅ればせながら、石田衣良さんの「フォーティーン」を読んだ。舞台は月島、役者は男子中学生の４人組。どきどき、キュンキュンものかと勝手に解釈して読みすすめたらとんでもなかった。あまりにもノーマルな子供たちの姿。驚きました。
　衣良さんが描く世界ってこうした日常なんだ・・・って。一読者の驚きになんぞいちいちかまっちゃいられんでしょうが、そう思った。そして彼自身、善良な中学生だったんだろうことも。　　
　と、言うことで、ガッカリした。だらだらした「中学生日記」なんて、つまらない。　
　

２００６年２月１９日 パスポート ２

　危うく３日坊主の日記になるところだった。くじけるには、早すぎる。ノホホーンとしているうちに３日が経った。時間はそれだけ過ぎたのに頭の中は、以前のまま。パスポートの件がまだちらついている。
　元気いっぱい,わがままめいっぱいのおばあを中傷したものの、あれこそ楽な生き方かも・・・なんて気もする。ポワーンとしていた私の気を削いで迷惑は掛けられたけど、本人は知る由もない。たぶん一生涯気付かない。落ち込みもないのだろうし、幸福な日々。うらやましいな、そこんところ。
　あと、前回の文中の訂正をひとつ。おばあ達が海外市場を支えている、と書きましたが正しくは、海外旅行市場を支えている、でした。書き直しも面倒だけどそのままも許し難かったので。