地下鉄のお茶の水駅でのこと。ここは、改札口からホームまでの距離が異様に長い。クラクラする思いで下りエスカレーターに乗っていると、後方から幼い女の子と母親の声。
「お母さん、早く早く。急いで急いで」言いながら禁止されている駆けおりの子ども。「駄目よ、駄目よ・・・」と言ったきりその場に立ち止まったままの母。早く追いかけろよ、と心の中で言う私。そうこうしているうちに、少女の姿は小さくなり視界から消えた。驚くほど身のこなしが軽やか。スーと飛ぶように見えなくなった。
この後、更にダッシュしたチビは一人で電車に乗ってしまった。ホームでやっと追いついた母の前でドアは閉まり発車。「次の駅で降りなさい」と、叫ぶ親。何をやってんの。子供の安全をどう守ろうか、あちこちで考えさせられる事件がこんなにおきてるのに。チビの手は離すな。世のかあさん達、お願いしますよ。
「お母さん、早く早く。急いで急いで」言いながら禁止されている駆けおりの子ども。「駄目よ、駄目よ・・・」と言ったきりその場に立ち止まったままの母。早く追いかけろよ、と心の中で言う私。そうこうしているうちに、少女の姿は小さくなり視界から消えた。驚くほど身のこなしが軽やか。スーと飛ぶように見えなくなった。
この後、更にダッシュしたチビは一人で電車に乗ってしまった。ホームでやっと追いついた母の前でドアは閉まり発車。「次の駅で降りなさい」と、叫ぶ親。何をやってんの。子供の安全をどう守ろうか、あちこちで考えさせられる事件がこんなにおきてるのに。チビの手は離すな。世のかあさん達、お願いしますよ。