２００６年２月２５日 覇気のない少年

　駅へと向かう朝、しょぼくれた少年に会った。肩を落とし暗い雰囲気。子どもだろー、突っ走れよ思いっきり、と言いたいのを我慢しつつ歩く。その途中、あれっさっきの子かしらと思える程のそっくりさんの少年を発見。　
　ふと、気づく。今時の少年ってこんなものか。いやいや、これじゃ困る。でもね、学校も休みの土曜日の朝、どこへ向かっていたのか知らないけれどあれはないんじゃないの。もっと楽しみなよ、と教えたい。上を向いてダダダッと全力疾走できるような、そんな日々を送って欲しいな。子どもはいいのよ、子どもらしくしていれば。今、破天荒にやらずして何時やるのか。考えて頂戴よ、しょぼ少年達。あんた達のことです、頼みます。