邦画ファンでありながら、世界のクロサワ監督作品をまともに観た事がない。威張れる話ではないが、実際にないのだから仕方がない。NHKBSで何度も放送されていた、黒澤明監督を扱ったドキュメンタリー番組を今朝、少し観た。大作である乱や影武者などが少しだけ流された。以前から色使い、特に赤(朱でもあるのか)の使い方が上手な人だな、とは感じていた。それ以外にも随所にこだわり感があり、普通の人ではない事は凡人にも理解出来た。面白い発言だな、と新鮮だったのは映画評論家・佐藤忠男さんの言葉。「そこまで背負わなくてもいいと思われるのに黒沢監督は日本映画を背負い過ぎたのではないか」的な感想。存命中の本人には言えなかった言葉だとは思うが、ここで言ってくれた事で何となくスッキリした。黒沢監督は凄い人ではあったが全てではないって事。周りは大変だっただろうな。偉大な人って存在そのものがウザい。
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