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ブースカがお話します。

2014年12月4日 菅原文太

2014-12-04 19:54:33 | Weblog
 健さんに続いて文太さんも逝ってしまったか、と昭和の映画人たちは落胆しているらしい。高齢者だから(それに限らず生身の人間は誰でも一緒かも知れないが)前触れもなく逝ってしまう事は充分に考えられる。でも文太さんって11月に行われた沖縄県知事選挙にも関わっていたりで元気そうだったけれど実際には病と闘っていたのですね。役者は引退したようだけど、社会的な事案にも積極的に取り組んでいて原発問題にも案外はっきりとモノを言う人で貴重な存在だった。新聞記事にも会ったが寡黙なイメージを売りにしていた健さんとは対照的。ズバズバ言い切り、男らしくて気持ちが良かった。映画人としてはなかなか大成せず、苦労人でもあったようで。そこは意外にも思え、あの人にもそういう時代があったのかと親近感を持った。広島のヤクザ役が妙にはまっていたので広島出身、と長い事思い込んでいたが仙台の出だったのだよね。東日本大震災後には東北の復興にも力を注いでいたそうだし。恐妻家だったと聞くが残された奥様はショックが大きいね。夫婦仲が良かった夫婦ならではの悩みなのだが、これこそが逝ったもの勝ちなのか? 合掌。
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