強烈な印象を与えてくれた芥川賞受賞会見から、早くも4か月近くが経った。残念ながらその作品は未読。それでも、と本屋で手に入れた”切れた鎖”を読み始めた。どんなものなのかとワクワクしながら。文庫本なので表題以外にも”不意の償い””蛹”が含まれている。一本目の短編”不意の償い”をまず読んだ。期待していたほどの面白さはなかった。その後の”蛹”は冒頭であまりのつまらなさに読むのをやめた。最後の”切れた鎖”はどうなのか。期待していただけにおもろなかったらがっくりやな、と読み出すのに勇気がいる。はっきり言ってあの時受けた印象は面倒くさそうなタイプだけど、真面目なんだろうなぁ。文体もまさにそんな感じではある。ただ読者であるこちらが年を取っている分、そこに素直に入ってはいけないのだ。柔らかい頭をもった若年読者ならばこれにも順応に太刀打ちできるだろうに。とっても悲しいー。
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