２００６年７月１１日 ジダン選手

　しっかりとオンタイムで見てなかった、ワールドカップ決勝戦。残念ながらそこまで根性が入れられなかった。終わってみれば、こんな結果。何を相手に言われたのか分からないが、頭突きでレッドカードをもらったジダン。現役最後の公式試合などと言いつつ、この終わり方はないでしょう。本人にしてもサポーターにしても。どうしてこんな事態に陥ってしまったのか。悲しい結末としか言いようがないよな。そして、今日の日本のテレビでの伝え方。多少驚きがあった。ジダン選手に相手がどんな暴言を吐いたのか、がテーマになっていたのだ。わたしゃ違う、と思う。次元はそんなところにはない。例え相手が耐え難い言いがかりをつけてきたとしても、そんな事は無視してプレイに専念する。それが、プレーヤーとしての使命じゃないの。分かりきった事が出来なかった彼に、多くの人々が失望したのだ。問題をすりかえるかの様なメディアの対応にも、首を傾げたくなる。後味の悪い終わり方に、ただただ空しさを覚える。