スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

サモア・ジョー&精神の場合

2007-11-08 20:32:01 | NOAH
 GHCタッグの新王者決定リーグもありましたが,先シリーズのNOAHの最大の目玉はアメリカのTNAで活躍するサモア・ジョー選手の初来日。以前,ROHに所属していた頃,遠征した小橋選手と戦った試合の内容が素晴らしく,アメリカにもまだこんな選手がいるということに軽い衝撃さえ覚えていたので,個人的にも楽しみにしていました。
 丸藤選手を返り討ちにした三沢選手に挑戦するGHCヘビー級の選手権試合は,10月27日の日本武道館大会で行われました。この2日前,横浜大会では三沢・森嶋VSジョー・高山という前哨戦があり,その試合で高山選手のキックで三沢選手が肋なん骨を折り,試合の方もジョー選手のアイランドドライバー(エメラルドフロウジョン)で三沢選手が敗れましたので,三沢選手の苦戦が予想されました。
 ジョー選手は日本のプロレスをかなり研究しているようで,アイランドドライバーのほかにも,顔面ウォッシュ,ストレッチプラム,ノーザンライトスープレックス,ナガタロック,キン肉バスター,エクスプロイダーなど,日本で開発された技を多用。追い詰めましたが,むしろこの試合では三沢選手のエルボーの威力が光り,相手の流れをその都度遮断。最後もエメラルドフロウジョンから後頭部にエルボーをぶち込んで防衛に成功しました。
 この試合の前から三沢選手はこの後のアメリカ遠征が決まっていて,ニューヨーク現地時間3日にKRNTA選手と対戦。この防衛を受けてこの試合にもベルトが賭けられることが決定。三沢選手は防衛を果たしたのですが,この試合については機会があればいずれ。
 ジョー選手はまだ28歳。非常に器用な選手ですが,本当の意味で自分のオリジナルホールドを開発したとき,トップに立てるのではないかという印象を受けました。

 明日は川崎でローレル賞があります。北海道から転入初戦のマダムルコント◎に期待。以下,ディーズキューティ○,ディーズエトワール▲,カミノミライ△,マルダイビレー△。

 立川の北京オリンピック日本選手応援競輪は決勝。並びは芦沢-根本の茨城,桐山-白戸-中村の南関東に立花,井上-井出の長崎で,松崎は単騎。ここは力で井上選手。

 無限様態の場合にも,個物の場合とはその仕方に相違点こそあれ,神の変状,より正確にいうならば,それが様態となっている神のある属性の変状なのであって,また,その神のある属性を表現すると理解しても間違いではないということについてはこれで確認できました。そこでいよいよこのことを基にして,具体的に精神の場合にはどのように理解するべきであるのかということを検討していくことにします。
 単に個物の場合だけでなく,無限様態の場合に関しても同じような確認を行ったのは,精神というのは,一般的に考えるならば,必ずしも個物であるということはできず,無限様態である場合もあり得るからです。しかし,無限様態であろうと個物であろうと,それが様態である限り,神のある属性の変状であり,かつそのある属性を表現するということに変わりはありません。さらにその際,両者の相違点である変状の仕方,また表現の仕方には注意する必要はないと僕は考えています。
 さて,無限様態であろうと個物であろうと,精神というものが神の思惟の属性の様態であるということについては異論がないところだろうと思います。したがって精神は神の思惟の属性の変状であり,かつ神の思惟の属性を表現するということについては,すでに間違いがないこととしてよいでしょう。したがって次に考えるべきことは,精神が思惟の属性を表現するということがどういうことであるのか,あるいはもっと一般的にいうならば,精神に限らずある思惟の様態が,神の思惟の属性を表現するということがどういうことであるのかということになると思います。

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