折角だからP-610も鳴らそうと思ったが、端子がゆるゆるだったので止めた。
そんでヤマハNS-690Ⅲを持ってきた。
しばらく鳴らしてなかったからどうかと思ったが、結構鳴ってくれた。
300Bなためか、以前のイメージとはちょっと違う。690Ⅲの鳴り方ではない。ずいぶんあっさり目だ。
横の広がりは無い。相変わらずだ。しかし中低音のベースみたいな音が聴こえる。初めてだ。下のクロスオーバーは800Hzであるが、ここには密度の薄さのような感じがある。DS-3000の4ウェイに対してのイメージ(言いがかり)なのだが、そうでは無かったようだ。800Hzと高いだけでウーファーがカバーしてたようだ。
声は薄いマスクを掛けてるような、けれども良いイメージが有ったが、なんかいまいち。
音像が右に寄る。ツイーターかなと思ってアッテネーターを回したら、+1くらいの一部しか音が出なくなった。多分錆びてるんだ。もう大分長い間掃除して無いな。
開いてみたが、あまり汚れてない。一応綿棒で乾拭きしてぐりぐり何回か回して取付け。
音出ししたら何とか調子戻った。ツイーターに耳を当てて聴くと、掃除した方が澄んだ音に聴こえる。結構効果あんな。以前は音質劣化が嫌で直結したことも有ったが、これはこれで690Ⅲの音なんだ。
’80発売か。もう40年近い。以前交換したエッジもまだ弾力あるしまだいけそうだ。反対のアッテネーターも掃除しようか。
なんか鳴らし切ってないような気がして、メインのMfD-8.1を繋いでみた。
そうだよ、これこれ。300Bは電流が足りない?能力を出し切ってない感じなんだ。
だんだん高域の濁りが気になってきた。
こっちもアッテネーターの掃除をしよう。
音出しして別物になった。って、NS-1000Mになった訳ではない。
エレガント。ヤマハビューティ。
ちょっとHIGHのアッテネーターを絞ってみるか。
全体に濃いめになった。相変わらず空気感は出ない。
でもちょっと今までのイメージでは無い鳴り方だな。
高級なミニコンポ?
悪くはないが、これだとメインで鳴らそうとは思わないな。
DS-3000が有るから、お遊びで鳴らしてる。もしかしたらもっとチューニングで追い込めるかもしれない。
スタンドを換えて
スピーカーケーブル変えて
アッテネーター上げて
・・・
まあ、でも鳴らしは済んだ感じにはなった。
アッテネーターも含めて音づくりのような気がする。
音量上げて鳴らしてみた。
音場が広がった。でも、いつものようにこのスピーカーの範囲だ。
スピーカーの外側には広がった。広がらない。しかし、スピーカーの少し後ろに音場が出来る。これは初めてかもしれない。
・・・うーんイマイチなんだよな。どうしてだろう?今までの調子のいい時はこのスピーカー、もっとエレガントに鳴るんだよな。なんかもっさりしてる。良いんだけど普通のスピーカーになってしまう。
スタンドかな?
スピーカースタンドをDK-5にしてみた。
もっと低域寄りになって、余計パッとしない。うーんおかしい。
あまり聴く気になれない。
やめ。
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