analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

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小さめのスピーカーで鳴らす。 その2

2019-08-12 00:02:29 | NS‐690Ⅲ

折角だからP-610も鳴らそうと思ったが、端子がゆるゆるだったので止めた。

そんでヤマハNS-690Ⅲを持ってきた。

しばらく鳴らしてなかったからどうかと思ったが、結構鳴ってくれた。

300Bなためか、以前のイメージとはちょっと違う。690Ⅲの鳴り方ではない。ずいぶんあっさり目だ。

横の広がりは無い。相変わらずだ。しかし中低音のベースみたいな音が聴こえる。初めてだ。下のクロスオーバーは800Hzであるが、ここには密度の薄さのような感じがある。DS-3000の4ウェイに対してのイメージ(言いがかり)なのだが、そうでは無かったようだ。800Hzと高いだけでウーファーがカバーしてたようだ。

声は薄いマスクを掛けてるような、けれども良いイメージが有ったが、なんかいまいち。

音像が右に寄る。ツイーターかなと思ってアッテネーターを回したら、+1くらいの一部しか音が出なくなった。多分錆びてるんだ。もう大分長い間掃除して無いな。

開いてみたが、あまり汚れてない。一応綿棒で乾拭きしてぐりぐり何回か回して取付け。

音出ししたら何とか調子戻った。ツイーターに耳を当てて聴くと、掃除した方が澄んだ音に聴こえる。結構効果あんな。以前は音質劣化が嫌で直結したことも有ったが、これはこれで690Ⅲの音なんだ。

’80発売か。もう40年近い。以前交換したエッジもまだ弾力あるしまだいけそうだ。反対のアッテネーターも掃除しようか。

なんか鳴らし切ってないような気がして、メインのMfD-8.1を繋いでみた。

そうだよ、これこれ。300Bは電流が足りない?能力を出し切ってない感じなんだ。

だんだん高域の濁りが気になってきた。

こっちもアッテネーターの掃除をしよう。

音出しして別物になった。って、NS-1000Mになった訳ではない。

エレガント。ヤマハビューティ。

ちょっとHIGHのアッテネーターを絞ってみるか。

全体に濃いめになった。相変わらず空気感は出ない。

でもちょっと今までのイメージでは無い鳴り方だな。

高級なミニコンポ?

悪くはないが、これだとメインで鳴らそうとは思わないな。

DS-3000が有るから、お遊びで鳴らしてる。もしかしたらもっとチューニングで追い込めるかもしれない。

スタンドを換えて

スピーカーケーブル変えて

アッテネーター上げて

・・・

まあ、でも鳴らしは済んだ感じにはなった。

アッテネーターも含めて音づくりのような気がする。

 

音量上げて鳴らしてみた。 

 

音場が広がった。でも、いつものようにこのスピーカーの範囲だ。 

スピーカーの外側には広がった。広がらない。しかし、スピーカーの少し後ろに音場が出来る。これは初めてかもしれない。 

・・・うーんイマイチなんだよな。どうしてだろう?今までの調子のいい時はこのスピーカー、もっとエレガントに鳴るんだよな。なんかもっさりしてる。良いんだけど普通のスピーカーになってしまう。 

スタンドかな? 

スピーカースタンドをDK-5にしてみた。 

もっと低域寄りになって、余計パッとしない。うーんおかしい。 

あまり聴く気になれない。 

やめ。


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