analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

プリのトランス交換

2024-06-22 00:05:09 | CfD-9 IPT+差動

プリのOPTをNP‐126からゼネラルトランスのPMF 5P 10k600CTに入替える。

まず配置を考える。

OPTを入れ替えるえるのは簡単だが、IPTをどこに置くか?

実際にOPT(NP‐126)とIPT(A‐8713)入替え用として愕然、端子台の丸い部分が入らない。

今更丸穴を広げるのは困難だ。

・・・IPTの端子をOPT同じくサブシャーシーの下にすると配線が面倒だった。

ステーを使って取付け。そのすぐ脇にOPTを配置。

 

 

これで測定してみた。

F特の低域端-3dBを目標にしたら下グラフ緑線になった。

(以下1kHz以下で見る)

パワーに繋いで各部の電流電圧を測定。

そうしたらなんとプリの真空管の負荷が2k弱!

伝送ラインも200Ω弱でパワーの初段グリッド抵抗Rgが500Ωなんてなった。

現実的では無いので、定格の二次側600Ω辺りで見てみる。

伝送ラインが大体600Ωになるようにすると、パワーの初段Rgは2,350Ω位になった。

下グラフ赤線。

何か悪すぎだ。

パワーのOPTを良いところで使うためにパワーのIPTが足を引っ張ってないか?ってことでパワーのIPTをTSMからタムラのA‐8713にしてみた。

パワーのRgを5kにしたが、プリの出力管の負荷が4k弱となった。

ちょっと低すぎだがF特を測ってみた。

下グラフ橙線。

ちょっと使えないかな。

パワーのIPTやRgを換えてみたが良くならなかったということは、このトランスの特性か?

なんか直流流せないトランスか?なんて思ってしまう。

 

なかなか手強いな。

 

20240609

コメント    この記事についてブログを書く
« プリの今後 | トップ | PMF5P 10k600CT... »

コメントを投稿