analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

CfD‐7.3 8測定2

2020-03-05 00:05:07 | CfD-4 (オートバランス)

音を聴いて、多分これではだめだと思う。

音が薄い。TSMのトランスにした時のようなの音。あちらはレンジが広い、良い意味でだが、こちらは低音のあやふやな感じ。

同じ電源タップに半田ごての電源プラグを差したら「パチっ」っと結構大きな音がした。

 

今回電流を増やしてみたが、行き過ぎのように思う。

5687使用例12mAに対して15.8mA。(3割増し)

計算内部抵抗rp 2.7kΩ。

プレート損失max4.2Wに対して3.9W。

電圧は高ければ高いほどいい、と思ってたがそんなことも無い様だ。

最適値が有るんだ、当たり前か。

カソード抵抗を大きいものにして使用例に近付けようと思う。

 

その前に現状測定してみた。

出力インピーダンス462Ω。

これより逆算内部インピーダンスは3,850Ω。(rpの約1.4倍)今まで測定してきて、漠然とだが8kのOPTが良いように思う。

F特は低域が素晴らしく伸びたが、高域は早めに減衰している。(赤線) 聴感はまるで逆なんだから、パワーを繋ぐと変わるんかな?

歪率は少し悪くなった。特に10kHz。前回は100Hzだったのだが、なんか他に原因が有るのかな?ゲインはそんなに変わらない。34dB。

 

いま、森川忠勇氏の真空管アンプ製作テクニックを読んでいる。

此処には最適負荷抵抗に付いていくつかあるのだが、出力と歪で比べるらしい。

単純に出力が大きいと最適、とは限らないようだ。

それにパワーアンプの場合なのだが、内部抵抗の2倍以上?が最適負荷と言うのがある。

これは木村哲氏も記述していた。

今回は1.4倍なので、最適から少しずれているのかもしれない。

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