analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

タンテとキャビ

2023-12-13 00:03:31 | DP-80

ウーファーの内部損失を考えてて思い出した。

フォノモーターはハネナイト(ゴム)を介してキャビ(大理石)に乗せていた。

タンテを調整する - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

ゴムをはがしたら少し硬化してるっぽい。

通常レコードプレーヤーのキャビは木製で、少しの振動は吸収できる。

が私の考えは信号も吸収してしまう。

なので大理石を使っている。

 

でも弾性体を使ってたら効果無いのでは?

以前ハネナイトを挟まないで聴いたらビーんというノイズが乗った。

大理石とフォノモーターのフレームが振動しあってたと思う。

が、今はネジで固定するように手を入れた。

今ならどうか。

 

早速やってみた。

爽やかな音になった。クリスタルっぽい?

コクも無くなった。洞穴というか、土管の中で向こうから響いてくるような鳴り方をする。

音場は狭くは無い。

声に少し乗ってた肉感のような癖が無くなった。

ただガラスの共振みたいなのが音色に載る。

曲調が変わってしまう。

薬師丸ひろ子の眠りの坂道は以前は昔懐かしい感じ、幻想的だったが一気に現実に戻された。

低域も解像度が上がったようだ。

 

コクを出したいと思っているのだが逆にあっさりしてしまう・・・。

 

20231209

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タンテのアース

2023-12-01 00:03:50 | DP-80

デンオンのDP-80には電源ケーブルのほかにアース線が付いている。

DP-7000の時から付いていたが、繋いでも変化が有ったことが無い。

なので使ったことが無かった。

 

今回トーンアームの配線をカートリッジから直で引っ張ったらハムが出た。

今まではこんなことが無かったので途方に暮れたが試しにタンテのアースを繋いでみた。

なんとハムが減った。

 

モーターはノイズを発生する。のか?詳しくは分からないが、ブラシから発生するノイズ、電流変動によるノイズが有るらしい。

ただDP-80はブラシレスのはず。ローターにコイルを巻いてない。

電流の変動については、クオーツロックで回転を(微)調整する。もしかして、QL外したほうが良いのか?

 

何故?が全く解らないタンテのアース、電源アイソレートトランスのアースを代えてみようと思った。

今はノーマルにしてるので、タンテのノイズがトランスに入ってる?

スイッチをフロートにしてみたが全く変わらなかった。

 

タンテのプラグの差し込みを入替えたがダメ。

アーム本体のアースを取ってみたがダメ。

タンテのアースを外してタンテの回転スイッチを押すとブーンと盛大に鳴る。

 

タンテのアースを繋ぐと奇麗になくなる。

 

タンテがノイズを発してるのだと思うが、アースを繋いで無くなればいいのか?

なんか故障してるんじゃないかと思うのだが・・・

 

うーん判らん。

まあ、アースを繋ぐと消える訳で、いいか。

 

20231125

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タンテを調整する

2022-05-08 00:03:20 | DP-80

デンオンのシステムを再度調整してみようと思う。

主にトーンアームなのだが、タンテはどうだろう?

大理石のキャビを使っているが、これはトーンアームの振動に対してと考えている。

このキャビはDP‐7000用の物で、DP‐80用では無いんだよな。

ネジ穴が合わないのでハネナイトゴムを介して載せてるだけだった。

10kgほどの重量が有るので踊ってることは無いと思うが、本来ネジで止めるものなので性能を生かして無いか?っと思うようになった。

本来はこのゴムも無い方が良いのかもしれないが、以前無しで乗せた時、ジリジリした感じが有った。

このタンテのフレームは木製のキャビを想定してるものだと思う。

 

ネジ穴を明けよう。

タンテをキャビに当てがうと左二つ(黒丸)は合うのだが、右の赤丸が合わないので穴を明ける。

合皮のカバーを掛けてるが、それには乗せたくない。

幸いゴムの厚さでフレームは少し浮いてるようだ。

反対にゴムを介してる関係でネジ止めが効力を発してない事もあるかもしれないな。

今回はこれで行く。

 

20220228

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312の取付法を少し考えた。(DL‐8)(アームとキャビ 11/12) importance

2021-12-21 00:04:45 | DP-80

トーレンスのサブタンテの取付と、大理石への取付について考えた。

結論は何のことは無い、接地面が不安定だった。

剛体と剛体の接合面で歪が発生している。

最近はネジ締めをカリカリにはやってない。

締めていて手応えが変わったところで止めている。

締められている物がネジの締結力で変形するのを避けるためだ。

それを戻した。

手応えが変わり、続けて締めていくと更にこれ以上行くと破断に行く、と言う手前まで締めていった。

仕事でやっていた方法だ。

この時に、312のアームベース側のネジ頭にはセイシンのワッシャーを入れた。

よく見なかったが、アームベースのネジ穴のネジが当たる部分は平らだと良いが、テーパーになっているとネジとの接面が減るのとワッシャーの変形が気になる。

 

 

この後、大理石のカバーを復活し、オイルダンプも作動させた。オイルは勘で200番、か。

 

インシュレーターは自作ブチル、その下はパイン集成材の角棒として高さを少しだけ取った。

シェルの締め付けも確認し、アライメント調整も行った。

アームレストの位置は既定どうりタンテのスピンドルから205mmのところに針先が来るようにした。

デンオンのタンテは本体が張り出しているので少し邪魔だ。

レコード針はDL‐8にした。針圧は1.5g、インサイドフォースキャンセラは1gとした。

これはオフセットが有る以上逃げられないのだが、以前テストレコードの無音部で調整したがいつも規定値以下であった。

 

 

少し鳴らしてみたが、これで変わった気がする。

 

20211117

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オルトホンのSYNERGYに換えてみた。(アームとキャビ 9/12)

2021-12-17 00:01:16 | DP-80

大理石とSME3012Rの組み合わせはキツくならない。

そろそろ312に戻そうかと思ってる。

最後に何か変えてみよう。

昇圧トランスを3Ωのまま使えるのはっと・・・

SYNERGYだ。

幸いシェルリードも繋がってるのでそのまま取付けた。

鳴らしてみると、なんと!音が細い。

キツい数歩前の感じ。

これでは普通のカートリッジだ。

SYNERGYのぶっとい音がどこかへ行ってしまった。

 

 

キツくならずともそちらへ寄っていく。

 

 

 

少し調べたら312はマグネシウムでは無いらしい。

そう書いてるものが一つもない。

アルミか。

テーパードパイプなので振動をカートリッジから増幅してる?

メガホン効果。

対して3012Rは真鍮。

312は共振がピークになってる。

3012Rはピークにならない?

私の予想なので当てにはならない。

だいたい312の共振のピークってどこだ?

それが解れば対策も出来るってもんだ。

それからSL15Eはキツい音を出さないんだ。

そもそも出力が小さいのでそこまで行かないのかもしれないし、フラットなのかもしれない。このカートリッジは音がコロコロ変わり、ってことは個性が無く周りの機器に左右されるからだと思う。

 

SYNERGYでポップスを掛けたらサックスの音がキツくなった。

 

中々手ごわい。

これを確認しなかったら誤解のままだった。

 

20211115

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アームとキャビネットの関係 (アームとキャビ 8/12)

2021-12-16 00:01:32 | DP-80

大理石とSME312の組み合わせで音が少しきつい感じになる。

312の振動が大理石に行ってると思った。

大理石キャビにSME3012Rを取付けた音は私には結構衝撃だった。

キツくなると想像してたがそんなことは無い。

となると大理石が問題なのではなく。312が問題か?

どこかおかしいところが有るのか?

 

以前やってイマイチだった、シェルとカートリッジを弾性体で取り付けるか。

アームの個性を殺す。

でもこれは私の思想に反する。

アームベースにFo.Qを張った時点でもう反してるんだが。

 

 

 

 

 

マイソニックのエミネントはメーカーではどういうシステムで鳴らされてたのか?

松平さんはオーディオクラフトに居たので多分AR‐110とAC‐3000ってとこか。

多分木製のターンテーブルシステム。

EMINENTの無機質な音を有機的にした?

では木製キャビの 「弦楽器が良く鳴る」 音は本物なのか?

作り物の音ではないのか?

 

 

いま、大理石に取り付けた3012Rで音楽を聴いているが、もしかしたらものすごいハイ落ちなのかも、と思えてきた。

少し音量を上げてみた。

SL15Eの出力電圧が小さいので爆音にはなりづらい。

位相ずれのような横の広がりが心地い良い。

今まで聴いたことが無いエコーが出てきた。

ホールで聴いてるようなものでは無く、なんか金属のメガホンで付けたような。

サブシステムだから楽しんで聴けるが、312からこんな音が出たら頭おかしくなりそうだ。

まださすがに馴染んでないのか3012R。

もう少し楽しんでから312に戻そう。

 

20211115

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カートリッジをSL15Eに替えた。(アームとキャビ 2/12)

2021-12-10 00:05:33 | DP-80

前回デンオンシステムのキャビを、大理石からブナ材に替えた。

この音質確認をしたいのだが、どうもシステムの音の特徴がまだ掴みづらい。

今はカートリッジをシュアのM97、針をBタイプにしている。

グレードとしては下位に来るがレトロな雰囲気を楽しもうと思ってた。

80年代初期とか古いレコードには良いが、しかしどれも同じに聴こえる。

 

カートリッジをオルトホンのSL15Eにしてみた。

昇圧トランスはマンラツのMc千の3Ω側。

最初、位相ずれかと思ってスピーカーケーブルの片方の±を入替えたがどっちとも言えない音が出た。

赤黒を確認したら間違ってなかったので戻した。

 

いま、オーマンディのベートーベンを聴いているのだが、これが面白い。

この人にドイツ音楽は似合わない気がするが、それでもエコー感たっぷりで聴いていて楽しい。

いつもの薬師丸ひろ子を掛けてみた。

あれ?こんなに良かったっけ?ってほど鳴りだした。

これが50年以上前のカートリッジか?

 

こうなるとM97が調子悪かったのか?

でもトーレンスと交互に鳴らして違和感なかったんだけどな。

まあ、どっちにしてもシステムだいぶ落ち着いてきた。

 

20211111

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LPを色々掛けてみたところ、

2021-10-08 00:05:12 | DP-80

LPを色々掛けてみた。

鳴るLPと鳴らないLPが有る。

クラシックは良いのだが、ポップスがいけない。

クラシックは弦の鳴り方が結構良い。

そりゃタノンイさんの様には行かないが、国産での鳴り方になってると思う。

特に心地よくもなくありのまま。

全体にわたってエネルギーが有る。

特に中低域(チェロ)の膨らみ様が面白い。

爆音程あまり音量を上げてないが、部屋中に浸透と言うか充満してる。

部屋を長手方向で使ってた時は余りこういう風にはならなかった。(あったのは有った)

だが、ポップスはイマイチなんだな。

キツい。

苦しそうになっている。

stage202の高域共振かとも思ったが、どうなんだろう?70kHzとかの共振って数kHzにも影響するのかな?

かといってターミネート抵抗を戻す気にはならない。

前の、一列に並んだ音場 ・ 音色が一様になってしまう音には戻れない。

 

シンセを使ってるアニメのサントラなんかは良い。

繊細な感じがとても出る。

 

ジャズも良い。

ビルエヴァンスしかないが、乾いた音だと思ってたがそんなことは無かった。

 

声?

 

まあ、でもポップスのレコードは溝が痛んでるかもしれないからな。

レコードのレーベルの違いなのかな。

もう少し様子見よう。

弦なんかは私の望んでた音ではないか。

 

20210924

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サブとメインのタンテの差。

2021-02-23 00:02:47 | DP-80

サブのアナログシステムを聴いて、メインはどうかと鳴らしてみた。

鳴らし始めてすぐ、格が違うと思った。

安定感が良い。不安定な感がしない。歪感が無い。

 

これを聴くと、サブのパドルはまだだな。

 

サブのシステムでシェルを換えてみた。デンオンのPCL‐5。一番軽い奴。

これで声の歪が減った。もう少しっぽい。

しかしなんでだろ。歪っぽくてだんだん聴くに堪えなくなっていく。

(だんだん、と言うのは悪くなっていくのではなく、耳が慣れて、そこに注意が行ってしまい余計に気になるようになるという事)

ダンパーを外してみたが、変わんない。

多分これではダメだ。

何がいけないのか?

 

SME3012Rアームの水平、ラテラルバランス等、調整し直した。

なんと、これでかなりいいところまで来た。

でも冷静に考えると気温が違う。

昨夜調子が悪い時は14℃。今は18℃。

気温を考えると、レコードの軟化、カートリッジのダンパー、アームのオイルダンパーのオイルの粘度。

この辺が変わってくるんだよな。

 

20210112

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DP‐80 修理3 電源他基板~試運転

2019-11-27 00:05:17 | DP-80

PIC基板の後は電源基板。こいつは交換部品が少なくすぐ終わる。

a673一個とコンデンサーが三個。

 

 

次は名称不明基板2228085。

c458はc1815へ代替え。d467は入手が出来なかったので未交換。幸い足も黒くない。

そしてコンデンサーを十二個交換。

 

ストロボスコープを掃除する。

電源トランスのインシュレーターを外してみたら結構劣化してた。

ラバープロテクタントで保護。片側が潰れていたので天地逆で取り付ける。

モーター以外を組み込む。

角ではないコネクターには念のためマーキングをしていたが、一か所危ないところがあった。下画像右側の基板の上の方、ピン端子が白い二本の線の下に左方向に生えている。

ベース部分はDP‐7000の方が厚みが有ったような気がする。リブで強度を増し、軽量化を図ってるのだと思うが振動対策にはなってない様だ。電源トランスもDP‐7000より小さい。やはり値段なりなのかな。

モーターを組む。

紙を挟んで磁気ヘッド位置を決める。

最後の点検、基板のコネクターを一か所忘れてた。

カバーは付けないで電源を入れる。

スイッチの端子に触ってしまい、びりっと来た。

が、タンテは回りだした。やったー。

が、ストロボが安定しない。ヘッド位置を再度調整したらロックした。

何とか上手く行ったようだ。

カバーを付けて、ターンテーブルを付けず電源入れてみたら、フレームがゆらゆら揺れた。ダイナミックバランスはとられていないようだ。DP‐7000はそんなことは無かった。

 

今回は原因が分からない。

異常の状態は、はじめ正規に回転するが、5分くらいで止まってしまう。これはコンデンサーが原因と思う。

その後は高速回転になってしまった。これはトランジスタが原因だと思う。

よって今回はラジアル型の電解コンデンサーは全数交換。トランジスタに付いてはa458等、足の黒くなっているものを重点的に交換した。

簡単に内部も掃除したが、モーターの下のスポンジは取り去ったままだ。

止まってから三か月。

いま、20分ほど回しているが、問題無い様だ。

 

DP‐80が復活したので、トーレンスTD‐521にはいったん移動していただく。

そして前から思ってたセッティングを行う。

まず、SWの足をタンテの足にする。そのためにハヤミのブロックをSWに敷く。先日DS‐3000の高さを下げたので、SWも下げたいと思っていた。

流石に重いので、ユニットを外す。

 

ラックに足を載せる。

おっと、左右逆だ。切り口が見えてしまう。

予めアームを付けた大理石ベースを載せる。

合皮カバーを被せる。

タンテを載せる。

底が当たるかと思ったが大丈夫だった。

アームのベースを右左逆に取り付けてしまったがまあいい。正式にはロックするネジを内側に、位置を変えるネジを外側にするのだが、勝手が良くないので此方が正式だと思うのだが。

再生。いきなり一番の音が出た。トーレンスは当たりの良い、心地良い鳴り方。なんかうまくまとめた感じだが、こちらは出すものは出す。と言う感じ。不安定さが無く、かっちりなる。私はこの方が安心感が有る。

タンテを操作する場所では低音がよく聴こえるのだが、ソファに座ると逃げてしまう。まあ、前よりは出るようになったがもう少し厚くなれば、というのも無くはない。

まず、フォノイコのNFBを少し増やす。全体のまとまりが良くなった。

もっと増やす。多分10dBくらいのとこ。スピーカーの後ろに広がった。そして躍動感が減った。なんかこう、インピーダンスのミスマッチ?のような、「もっと出るはず」な気がする。

しかし何だろう?フォノの違いがよく分かる。今なららボリューム前回から少し絞ったところが良い。トーレンスの時はこっちかな?あっちかな?って判断しづらかったのに。

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DP-80 修理2 PIC基板

2019-11-23 00:02:16 | DP-80

それではやっとタンテの修理に入る。

まずはPIC基板。

A458はA1815に交換。

A673は手持ちに有ったので交換。

今度は失敗したくない。じっくりやろう。

 

a778を交換。

c2023はしっかりしてそうなんで交換止めた。

a897cはよく見たらa879cの間違い。どっちにしろ手持ちは無い。

コンデンサーは16v33は手持ちのBG16v47に交換。16v10も交換。

これでPIC基板は終了。

今回フィルムコンデンサーは交換しない。もしこれでだめだったら交換する。

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DP-80 修理

2019-10-06 00:02:48 | DP-80

タンテの修理を試みる。DP-7000の時は失敗したので、今回は慎重に。

ハンダ付けしていて思った。ハンダの粘性が低すぎて垂れてしまう、固化時に白っぽく艶が無くなる。

ハンダの熱高すぎね?

鉛ハンダを無鉛ハンダ用のこて70Wでやっている。

被ハンダ物の熱吸収は早くて良いのだが、ハンダには良くないのかも?

今使ってる半田ごてはこて先を何度も替え、ヒーターパイプも替えたのだが、最近温度が上がらない時がある。サーモが逝かれたと思う。

よって、新しい鏝を探してきた。

セラミックのこて先を間違えて買ってしまったものがあるのだが、それ用のこては容量が大きすぎる。

昔使ったgootの汎用品40Wを選定。こいつは電気部品用で、基板用30Wというのが有るのだが、以前じれったかったので40Wにした。

 

タンテのカバーを外して内部を確認。多分後期の物と思う。きれいだ。

例のスポンジは剥がした。ぼろぼろだ。何のために付けてるんだろう?

と、針金が見つかった。前の人は手入れしてたんだな。

懸案の250V4.7μFも液漏れなし。

モーターを外した。今回は機械的には問題無いようなのでモーターには手を入れない。しかしこのモーター、7000のより大きくね?

 

何だろう。電解コンデンサーとトランジスタをメモって今日は終わろう。手持ちの物をチェックして、足りなければ購入だ。

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タンテが止まった。

2019-08-13 00:01:55 | DP-80

アンプが調子よくなった。非常に安心できる。

そこでアナログを鳴らしてみる。

針にゴミが付いた感じの歪みも聴かれなくなった。非常に滑らか。

と、ピッチが下がった。あれ?

そのうち曲が止まった。はれ?

もしかしてタンテご臨終?

再度スタートボタンを押す。回らない。うわーなんてこった。

こりゃまずい。

・・・

一晩明けてもう一回スタートした。回った。が、すぐ止まった。

磁気ヘッドをもう一回調整した。今度は薄めの紙で。

回ったが、なんか回転が不安定。止まった。と思ったら回りだした。

なんじゃこれ?

その後しばらく回してたが、異常ないみたい。

 

スタートボタンとストロボは点く。だが回らない。

でもまた回ったってことは、トランジスタは大丈夫かな?

ネットで調べたら修理に偉い掛かる。

コンデンサー容量抜けと思うのだが。

 

買って二年か。発売後40年とはずいぶん動いてたものだ。

そういや、DP7000を発売して数年後にはDP80が出てるんだよな。

 

DP7000の時はトドメを刺しちゃったから、今回は慎重にやろう。

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タンテの足

2019-03-19 00:04:08 | DP-80

試しにタンテの足にブチルゴムを挟んでみた。

高音が少しウルサかったのが抑えられた。

しかし、効きすぎ?

低音が少し肉付いた。これは良い感じ。

合わせて中音も少し厚くなった。

奥方向の深さが無くなったかもしれない。

 

一長一短。

もう少し鳴らしてみる。そして外してどうだったか?見てみるかも知れない。何かダメなような気がする。

 

 

ゴムについて。

基本軟弾性体はオーディオにはいけないと思う。支点が動く。なので使う場合は面積を沢山取る。そうすれば面で接触してる場合、広いほうが動きずらくなり剛体に近付くと考えられるのではないか。以前は弾性体なんて、と思ってたが、最近は使いようとも思えてきた。剛体では遮断はできない良くない振動は存在する。やはり弾性体が良い場合もある。そこでゴムを使う場合はできるだけ面積を大きくとる。

ゴムといっても色々ある。今のところハネナイトは良くない。戻そうと反発するのが良くないのか?今の所ブチルが良い。こいつは反発せずそのまま形態を保つ。

生ゴム(NBR)はどうか。以前は音が変質してしまいこれもダメかと思った。しかし最近のシステムでは試してないので一度やってみようと思う。以前仕事で聞いた話では振動吸収には生ゴムが一番いいという。どこのホームセンターにもあるが、良いというのは価格も含めて(安価だから)なのかもしれない。

エラストマーがある。振動防止ジェルとかいう。これは機器に直接ではなく板に挟んで使っている。特に問題はない。

あとはソルボセイン。一時期流行ったが、今はあんまり見ない。靴のソールに使ってたのがあった。衝撃吸収力は衝撃的、だったような。これもレンジを狭くするような感じだと感じたが、今ならどうか。

こんなもんか。

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タンテ キャビのカバー

2019-03-11 00:00:19 | DP-80

今の大理石キャビを入手したのが2016年9月。

ヤフオクで入手した。

当初SME用の穴が開いてなく、自分で開けた。

元はロングアーム用(DA-302?)とショートアーム用(DA-303?)の穴が開いていた。この穴が、残り錆があって磨いてもキレイにならない。

 

 

見栄えと音質効果を狙ってカバーを被せることにした。

材質は前から考えてたベルベット。通販では良いのが有るが、手に取ってから購入したい。

ちなみにビロードはポルトガル語のVeludoが訛ったものらしい。

日本語は天鵞絨(てんがじゅう)。鵞はガチョウ、なるほど。

ジョイフル本田に行ったらベルベットが見つからない。店員に聞いら薄いのしかないと。

特価品でグレイ色のフェイクレザーが有った。前の私なら合成皮革なんて馬鹿にしてたが、色と質感が気に入った。のちに車に戻ったらイカ臭いのが判明。

実際本革を探したが、あまり良いものが無かった。

バックスキン:Buck Skin 牡鹿革の裏を起毛

スエード:牛革の裏を起毛

ヌバック:牛革・羊革の表を起毛

らしい。

 

 

話が反れた。

大きめの紙を一緒にして型紙にし、カットする。

大理石の寸法は大体63㎝×55㎝。

キャビの穴に合せ一回穴を開け、その後セッティングし微調整。

今までならやっつけでこんなことはしない。私もずいぶん変わったものだ。

おかげでずいぶん満足に出来た。寸法は、だが。

というのは色が・・・というか質感が・・・

こういうセンスが私には無いんだな。

金属部(タンテ、アーム)が光り、合皮シートから浮き上がって見える。

デンオンのキャビDK-200もレザー仕上げだったから上手くいくと思ったけどな~。

一緒にでげプラグも磨いた。和光テクニカルのメタルクリーナーだ。使い道がないな、と思ったので、折角だから使ってみた。結構きれいになる。

 

まあ、試聴だ。

予想は大分おとなしい、もしかしたら高音が無くなっちゃうかな?と思ったら逆だった。

最初は声とかトライアングルとか、バックの音に一個一個反射板を立てたように響いた。もろ、反射音。そして奥行きが、というか、音の後ろ側の空間感が出た。

何だこりゃ、と思ってたら今度は反射音は減って、実音が張って聴こえる。

ちょっと歪っぽいのでカートリッジリッジの針圧を上げた。

ちょっと失敗かなと思うのが、横の広がり。これが無くなった。

まあ、もしかしたら反射で位相ずれ?なんても考えられる。

困ったのが音量が下がった。

 

これらが全部大理石の反射だったかと思うと、なんて音を聴いてたんだ。

アンプ作って評価出来んだろ、と思ったが、今までもそう悪い音ではなかったと思う。

もう少し慣らしてみようと思う。

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