Snowtree わたしの頭蓋骨の下 *鑑賞記録*

舞台は生もの、賞賛も不満もその日の出来次第、観客側のその日の気分次第。感想というものは単なる個人の私感でしかありません。

サントリーホール『ベルリン・ドイツ交響楽団』 C席RA

2015年11月03日 | 音楽
サントリーホール『ベルリン・ドイツ交響楽団』 C席RA

トゥガン・ソヒエフ指揮
ピアノ:ユリアンナ・アヴデーエワ

メンデルスゾーン: 序曲『フィンガルの洞窟』 op.26
一曲目から良い感じ。音色が軽快で綺麗、曲をよく歌わせていた。

ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
アヴデーエワのピアノの音色はパワフルなのにしっとりと美しい。オケにしっかりと合わせた演奏。アンコールのショパン「雨だれ」がまたほんと素敵でお気に入りのピアニストになった。

ブラームス: 交響曲第1番 ハ短調 op.68
オケではこれが一番良かった。低音をよく響かせ重量感ありつつどこか軽快さのある音色。緻密さには欠けるけど音がよく鳴ってて気持ちのいい演奏でした。

アンコールのグリーグが超美しく、フィガロではスピード感があり大盛り上がり。