歌舞伎座『八月納涼歌舞伎 第二部』 1等1階席後方センター
『東海道中膝栗毛 奇想天外!お伊勢参りなのにラスベガス?!』
マジメに徹底的に体を張っておバカをしていた(笑)それでいてきちんと夏狂言としての歌舞伎として構成されていた一幕。11日に拝見したときよりかなり面白くなっていて、日々マイナーチェンジしながら進化させたんだろうなと。その徹底ぶりには頭が下がる。
今回だけしか上演できないこの芝居に実力のある役者さんたちがここまで徹底してやりきったことに、実はえらく感動したりもした。竹三郎さんや錦吾さんまでもラップに乗っちゃうんですから。大好きだ~~!
弥次@染五郎さんと喜多@猿之助さんはもう言わずもがなというか、全力投球でおばかをやったことに敬意を表したい。そして実は結構高度なことをしていたわけで、それを軽々と飄々と、ゼーゼーしながら(笑)楽しそうにやりきった。そして、このコンビでの毛振りを観られたのは嬉しかった。
ドタバタ劇のなか清涼剤だった梵太郎@金太郎くん、政之助@團子くんの主従ペアはバランスがいいし本当に可愛かった。芝居もしっかりしてて、そしてこの20日間で動きも台詞もかなりの成長ぶりをみせていた。この二人の大人のなるギリ前のまだ少年な時代での舞台を見られたのは幸せ。
出飛人/大岡伊勢守忠相@獅童くんは自分が求められているものを全力で出し切ってきれたと思う。あの不思議な魅力は彼の個性。時にやりすぎるけど、その按配もだんだんわかってくると思うから、今はこのままでいいよ。私はだいぶ前の博多座での染五郎・猿(当時亀治郎)・獅童の組み合わせからよくぞここまでと胸熱。
十六夜@壱太郎くんもあのなかではマジメに、だったけど彼の独特の熱さがそこはかとない面白みになっていたのは皆さんお分かりだっただろうか。
にしても個々あげていくときりがない。皆が皆、魅力的でした!
弥次@染五郎さんと喜多@猿之助さんの新作(復活)を見てきて思うのはもちろん全て成功はさせてないし失敗もあるけど、基本的に役者の皆を等価に魅力的に見せたいと思っていて、役者の皆を等価に魅力的に見せることが出来る二人だなと。今回のように徹底的にバカバカしいのもいいけど徹底的にまじめなものもこの二人で作ってみてほしい気持ち。
『艶紅曙接拙「紅翫」』
江戸の商人たちをみせる風俗舞踊。私は初めて拝見しました。商人たちの衣装を拝見するだけでも楽しいですね。踊りのほうは前の幕の余韻を引きずってしまっていて、さらりと流し見になってしまい申し訳なかったです。
『東海道中膝栗毛 奇想天外!お伊勢参りなのにラスベガス?!』
マジメに徹底的に体を張っておバカをしていた(笑)それでいてきちんと夏狂言としての歌舞伎として構成されていた一幕。11日に拝見したときよりかなり面白くなっていて、日々マイナーチェンジしながら進化させたんだろうなと。その徹底ぶりには頭が下がる。
今回だけしか上演できないこの芝居に実力のある役者さんたちがここまで徹底してやりきったことに、実はえらく感動したりもした。竹三郎さんや錦吾さんまでもラップに乗っちゃうんですから。大好きだ~~!
弥次@染五郎さんと喜多@猿之助さんはもう言わずもがなというか、全力投球でおばかをやったことに敬意を表したい。そして実は結構高度なことをしていたわけで、それを軽々と飄々と、ゼーゼーしながら(笑)楽しそうにやりきった。そして、このコンビでの毛振りを観られたのは嬉しかった。
ドタバタ劇のなか清涼剤だった梵太郎@金太郎くん、政之助@團子くんの主従ペアはバランスがいいし本当に可愛かった。芝居もしっかりしてて、そしてこの20日間で動きも台詞もかなりの成長ぶりをみせていた。この二人の大人のなるギリ前のまだ少年な時代での舞台を見られたのは幸せ。
出飛人/大岡伊勢守忠相@獅童くんは自分が求められているものを全力で出し切ってきれたと思う。あの不思議な魅力は彼の個性。時にやりすぎるけど、その按配もだんだんわかってくると思うから、今はこのままでいいよ。私はだいぶ前の博多座での染五郎・猿(当時亀治郎)・獅童の組み合わせからよくぞここまでと胸熱。
十六夜@壱太郎くんもあのなかではマジメに、だったけど彼の独特の熱さがそこはかとない面白みになっていたのは皆さんお分かりだっただろうか。
にしても個々あげていくときりがない。皆が皆、魅力的でした!
弥次@染五郎さんと喜多@猿之助さんの新作(復活)を見てきて思うのはもちろん全て成功はさせてないし失敗もあるけど、基本的に役者の皆を等価に魅力的に見せたいと思っていて、役者の皆を等価に魅力的に見せることが出来る二人だなと。今回のように徹底的にバカバカしいのもいいけど徹底的にまじめなものもこの二人で作ってみてほしい気持ち。
『艶紅曙接拙「紅翫」』
江戸の商人たちをみせる風俗舞踊。私は初めて拝見しました。商人たちの衣装を拝見するだけでも楽しいですね。踊りのほうは前の幕の余韻を引きずってしまっていて、さらりと流し見になってしまい申し訳なかったです。