国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

11.5

2016-08-25 09:11:59 | Weblog
 首位を独走するホークスとファイターズとのゲーム差は最大11.5ゲームあった。プロ野球史上10ゲーム以上離されてそれを逆転して優勝したケースは4度だけ、きわめて少ないそうだ。われわれ道民も、応援するとは言いながらも「今年も銭をかけたチームが優勝するのか」とあきらめムードが漂っていた。よほどの神風でも吹かない限り優勝は無理だと感じていた。
 ところが、その神風が吹いた。けがで戦線を離脱していた岡大海が復帰した途端15連勝の球団記録を塗り替える快進撃。さらに指のまめが潰れたことが原因で打者に専任させた大谷の存在感が絶大だった。外角球をいともたやすくレフトスタンドまで運ぶ破壊力を前に相手投手は唯一インローの変化球でしか勝負できなくなった。だがそれも少しでもコントロールを間違えると上手く腕をたたんで2遊間に強烈なゴロヒットを打つ。打率は規定打席達していないが3割4分を超える、手が付けられない状態だ。3割に乗せた西川、1軍復帰した石井の存在も大きい。流れは完全にハムに傾いた。それを象徴するようなゲームが8月23日ホークス対イーグルス戦だった。イーグルス0アウト1塁、銀次の打球はショート正面、難なく643のダブルプレーで終わるところだった。ところが、2塁盗塁対応のためダイヤモンドの内側にいた塁審の足に打球がぶつかるアクシデント。ゲッツーでチェンジのはずが打者走者とも生き残る結果になった。信じられないプレーはさらに続く4番ウイラーの打球はサード松田のほぼ正面。これを何と右足にぶつけるミス、ボールが三塁側ファールグランドに点々と転がる間にイーグルスが先取点を奪取した。その後同点にされたが、9回絶対的守護神サファテが島内のピッチャーゴロに足が躓き転倒、決勝点を献上することになった。プロ野球を長く観ているがこんな予期しないプレーが1試合に3度も起こることなど見たことはない。潮目なのではないかと感じた次第、時に優勝するチームには信じられないような幸運が訪れる。確信した。