国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

開幕ダッシュ

2015-04-10 09:09:22 | Weblog
9勝2敗、勝率8割1分8厘。まだペナントレース序盤だが、優勝を確信させるような驚異的な数字。この成績の原動力は、防御率2点台に抑えている投手陣の奮闘だ。大谷は土つかずの2勝、第2戦では大荒れだった初回を凌ぎ2回以降修正するポテンシャルの高さを見せてくれた。そして特に2戦2勝と結果を残した吉川の活躍は大きい。MVPを獲得した時のストレートの威力はないが、変化球を低めに集める丁寧な投球を続けていけば数字はついてくる。自分の球と相談しながらの投球で数字を積み重ねてほしい。上沢の完投も称賛に値する。あの力感のない投球フォームは今シーズン打者を困惑し続けるだろう。そしてもう一人鍵谷の成長が大きい。スピンの効いたストレートはストライクゾーンで勝負できるようにまでなり、藤川球児を髣髴とさせる。本当はクローザーで使いたいのだが。
打撃陣の活躍も大きい。スイングの軸がぶれない今年獲得したハーミッダは日本人投手のデータが蓄積されれば、さらに打率を上げていくだろう。近藤や岡、谷口の成長も著しい。そして何より賢介の存在が大きい。先日のホームランはまさに攻撃的2番打者の姿そのもの。その打力を背後に送りバント、ヒットエンドランと変幻自在性で従来の2番打者像を打ち破りつつある。賢介が入っただけで本当に厚みのある打線になった。たった一人気になるのが中田だ。ホームラン4本はリーグトップで好調のように見えるが、やはりあの万振りは頂けない。やはり根底に「ボールは振れば飛ぶもの」との強い意識があるのだろう。それに気付けば、まだまだ打率は上がるのだが。
「優勝」というのは気の早い話であるが、裏付けるデータがある。それは劇団四季キャッツの講演が開催された都市を本拠地にする球団がその年に優勝するというものなのだ。83年巨人、85年阪神、88年は中日。これだけでも浮き足立ってしまうのだが、一昨年は楽天、そして昨年は福岡ソフトバンクがそれぞれ優勝している。さらに札幌移転後7連勝以上の連勝をを飾った年は必ず優勝しているというデータも。今年はやってくれそうな気がする。