国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

素寒貧

2014-04-09 09:01:23 | Weblog
やはり修羅場をくぐってきた政治家は違うなとつくづく感じた。構造改革を進めた小泉政権時、その矢面に立たされた渡辺氏は党重鎮から袋叩き状態の中「サンドバッグになることは覚悟している」と平気の平左。自民党を離党した後も微妙な風を読み切り第三極みんなの党を立ち上げた。DHC会長から8億円の借入問題でみんなの党代表を辞任した渡辺氏であるが、記者を前にした辞任の会見が振るっていた。素寒貧、落ち目の三度笠など所々で渡辺ワールドに誘引する言葉が。多分若い方なら何のことか一瞬思考停止したことだろう。平成の世に、素寒貧や落ち目の三度笠はないだろう。間違って平気の孫左衛門とは言わないだろうか期待していたが…。これはもちろん記者と視聴者を自分の土俵に引き込み煙に巻く戦術に他ならない。その辺は弁明に追われ耳から大量の汗を滴り落とすズブの素人とはものが違う。政治家として生き残っていくために最も必要とされる資質は「したたかさ」なのだろう。
ところでだが、それを伝える報道ステーションの字幕に違和感を覚えた。「なんだろう」と画面を凝視すると、今まで多分明朝系もしくはゴシック系を使用していたものが、全く違う字体に。話し言葉だけに使用されていたが、他局含め初めてのケースではないだろうか。こんなことに気付くのは小生ぐらいか。