国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

2010-10-27 09:14:04 | Weblog
 小生が子供の頃、リンゴと言えば「旭・あさひ」しかなかった。あの特有の酸味が食欲を減退させたものだ。その後「デリシャス」が流通する。今考えるとぬけぬけとそんな名前をつけたものだと思うが、鮮烈な風味は当時まさに「デリシャス」だった。しかし、不思議なことに、年を重ねると嗜好は変化し、子供の頃の味を求めるようになる。写真は従兄弟が郷里まで出かけ買ってきてくれた「旭」。今や栽培農家が減少し、「幻のリンゴ」とまで言われるようになったと聞く。純朴な味はやはり旨い。
 さてこちらの「リンゴ」は今隆盛を極めている。ipad,iphoneで通信端末の市場を席巻した。softbankの契約者増は間違いなくその恩恵を受けたもの。だが日本も指をくわえているばかりではなかった。シャープが「アップル」に対抗して電子書籍端末「GALAPAGOS・ガラパゴス」を12月に発売する。このネーミングも振るっている。日本の携帯端末は、お財布携帯など独自の進化を遂げたため、操作の煩雑さと高価格ゆえ海外市場では全くの不評。この現象を「ガラパゴス化」と揶揄されていたが、これを逆手に取ったものだった。シャープでは「ガラパゴス」ブランドでこれから、携帯市場にも展開していきたいとしている。
 追い上げられる立場の「Apple」も、今度は超軽量PC「macbook air」を発売した。特長はなんと言ってもその軽さと薄さ。アルミニウムボディの精悍な面構えながら重量は約1キロ、スラント構造の最薄部ではなんと厚さ3ミリ。若者からの圧倒的支持につながる容姿を兼ね備えている。PC市場も席巻することは確か。「Mac=Macintosh」の由来は「McIntosh」つまりリンゴの「旭」。酸っぱい思いをさせられる企業がいるはずだ。