清廉性。高校野球を一言で表現するとこうなるのだろうか。まさかこの神話を高野連も信じていたとしたらお笑いにもならない。強豪校に有力選手が集まるのではない、集めているのだ。そのためには当然経済的な援助もあるだろう。そもそもスポーツは金のかかるものなのだ。連盟もこれを知らないはずはあるまい。野球特待生制度の問題で春季大会への出場辞退、当該部員の出場を取りやめた道内の高校が昨日までに判明した。全国では334校、7,500人。西武の裏金問題で先日専大北上が野球部を解散した。だが、子供たち教育現場に責任を取らせるのではなく、まず高野連幹部が潔くその職を辞するべきではないだろうか。それが連盟が好きな「全体責任」にもなろう。