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西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

JR福知山線の脱線事故の際、救急搬送を一件も受け入れなかった中央病院。そりゃ、救急受入に否定的と思われても仕方がないわけで。

2022-02-17 17:23:11 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

最近の夜の楽しみは、これ。
佐野史郎氏の冬彦さんもそうやけど、野際陽子氏の演技見て、毎晩ひょえ~...と思いながら、やめられません。
ほぼホラーですね、これは。。。
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さて本題、12月議会で行った一般質問のご報告の続きです。
来週火曜日には次の議会質疑の機会を頂いてるのに、まだ終わってないというのがえらいこっちゃ…ですね。。。
というわけで早速、始めます。

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【質問①】
中央病院は救急搬送の受入に消極的という声を耳にする機会が多くある。
こうした声に対する、市の見解はどうか?
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【答弁①】
当院では救急搬送患者の受入れに関して、時間外での2次救急については、市内の医療機関による輪番制度に参加し週1回担当するとともに、小児救急については、尼崎市と芦屋市との3市広域による輪番制度に参加し週2回担当しております。
輪番にあたっていない時は、内科等専門医の未配備や他の輪番病院への配慮等から、救急搬送の受入れ要請に対して担当の輪番病院を案内しているケースがあり、そのことが、令和元年度の病院事業経営審議会において議論となりました。
このような対応が、関係機関等に「消極的」と捉えられた一因ではないかと思われますが、一方では、救急応需率を下げていた要因でもあったことから、当時の院長より救急搬送患者が当院での診療履歴がある場合や、患者本人が当院への搬送を望む場合は、輪番でなくても受け入れるよう医師に指示し、救急応需の促進を図りました。
また、担当する医師によって救急搬送患者の受入れに差がないよう、時間外救急受入れ基準を策定し、令和2年1月より試行も含め実施しており、これらの取組の結果、救急応需率はコロナ禍以前では約85%まで向上いたしました。
当院としましては、救急搬送患者の受入れが消極的であるとは考えておりませんが、そのような声もしっかりと受けとめ、できる限りの受入れ対応に努めてまいります。
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【意見要望①】
令和元年度の病院事業経営審議会において議論となったこと、それを受けて様々な取組がなされてきたとのことでしたが、対応が遅すぎ、危機感がなさすぎると強く感じています。

2005年のJR福知山線脱線事故の際、中央病院は救急搬送を一件も受け入れなかったことで大きな問題になりました。
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福知山線脱線事故の日、西宮市立中央病院はなにをしていたか。@2005年5月のブログ
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その際、救急搬送の受入に対する姿勢についても多くの指摘がなされました。
その後も長年にわたって、救急搬送の受入に消極的であるとの指摘がなされ、一般的にも広くささやかれてきたにもかかわらず、こうした声に対する反応が著しく鈍いこと、それがこれほど巨額な赤字を計上し続ける一因となっていることを、市は強く認識し、深く反省するべきです。
「当院としましては、救急搬送患者の受入れが消極的であるとは考えておりませんが、そのような声もしっかりと受けとめ、できる限りの受入れ対応に努めてまいります」とのことでした。
そうであるならば、そのことを、しっかりと関係者にも周知徹底し、何より、それを裏打ちする実績を重ねるべきです。この点、強く指摘しておきます。

そのうえで、この件に関連して、もう一点、医師の構成について意見を申し上げます。
資料⑥をご覧ください。
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中央病院の医師の年齢構成は60代6人、50代14人、40代18人、30代12人、20代3人と、40代中頃の部長級以上の医師が半分以上を占め、それより若い医師は少なくなっています。

部長級以上の医師の多くは専門医・指導医等の資格を持ち、豊富な経験に基づいた診療・手術を行っており、中堅若手医師への指導ができるという強みがある一方で、体力的な面から当直勤務などが厳しいという現状があるとも聞きます。
中央病院が、救急搬送の受入に消極的との印象を持たれている背景には、こうした人員構成や、それが生む実態も影響しているのではないでしょうか。

医師の人事は、大学医局の采配による面が強く、病院当局の力のみで対応できるものでないことは一定理解します。
しかしながら
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●部長・中堅・若手のバランスが取れた医療体制を構築し、業務の効率化・サービスの向上・病院収支の改善を実現すること
→なにより市民にとっての医療環境向上に貢献する病院を実現すること
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は市立中央病院の経営陣に課せられた使命です。
「病院当局では決められない…」で終わるのではなく、こうした点にも目を向け、大学医局に意見を述べ、人員構成の見直しに取り組んでいただきたい。
強く要望します。

【質問②】
医業収益の増大という観点からは、救急搬送患者の入院化率や救急応需率の向上をはじめとする病床稼働率向上が重要と考えるが、市の見解は?
そのための具体策は?
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【答弁②】
令和2年4月に改定しました「経営改革プラン」では、医業収益、特に入院収益を上げるために病床稼働率8割の達成を主たる目標に掲げております。
病床稼動率を上げる、つまり入院患者数を増やすためには、新規入院患者数の増加と、適正な在院日数の確保を図る必要がございます。
当院の入院患者の経路は、救急搬送と診療所からの紹介が主となっておりますが、救急搬送患者の受入件数や紹介率については、経常利益が生じている近隣の公立病院のレベルまでには至っておりません。
経営改革プランでは、新規入院患者獲得のための主な取組として、救急搬送患者の受入強化と紹介患者数の増加、地域包括ケア病棟の効率的な運用を挙げております。

1つ目の救急搬送患者の受入強化につきましては、救急搬送患者の約4割が入院につながっていることから、救急受入れ基準の遵守について院内への周知徹底を図るとともに、不応需が生じた場合は、職員間での情報共有や、担当した医師に対する指導助言を推進することにより、経営改革プランの目標である応需率90%を目指しております。
2つ目の紹介患者数の増加につきましては、紹介患者の約2割が入院につながっていることから、紹介元となる診療所を積極的に訪問し、当院メリットの周知を図るなど、診療所医師との連携強化を推進しております。
また、新たな取組としまして、患者情報について当院とかかりつけ医師とが共有し、診療所からの受入要請に円滑に対応できるよう体制づくりも進めてまいります。
3つ目の地域包括ケア病棟の効率的な運用については、これまで同病棟は、主に院内転棟に限定しておりましたが、経営改革プランでは運用を見直し、在宅患者など院内転棟以外の患者についても受入れ対応することといたしました。
現在、同病棟はコロナ専用病棟となっており本来の利用ができておりませんが、コロナが一定落ちついた際には、在宅患者の受入れ等についても対応し稼働率向上に努めてまいります。
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【意見要望②】
医業収益向上のための取組について縷々、述べていただきました。
内容自体に異論はありませんが、問題なのは是が非でもそれを達成しなければならないという強い信念と問題意識をお持ちなのかが分からないという点です。

中央病院の経営状況は民間病院であれば、明日倒産しても全くおかしくないというレベルです。
加えて、公立だから仕方がないというのではなく、他の公立病院と比較しても悲惨な状況にあることは質問で述べ、資料でも示した通りです。
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2015年に、単年度の資金不足解消を目標とした経営改革プランが示されました。
その際、私が改革プランの位置づけを確認したところ、当時の病院改革担当部長は
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●今回の経営改革プランは必達目標
●前回の新改革プランは、国のほうから黒字化というところがあって、先に結論ありきだったが、今回の経営改革プランは、現状の資源でどれだけやっていけるのか、現状の医療環境でどれだけやっていくのかというところから積み上げたものである。そういった意味でも、達成可能であり、達成しなければならない目標だと考えています。
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と答弁されました。
ところが実際にはプランに示された内容が実現されることはなく、今に至っています。
もちろん様々、理由があることは一定理解しますが、こういうことが何度も繰り返されてきたのが中央病院の歴史です。
言葉で言うだけなら簡単ですし、なんとでも言えます。
覚悟をもって、答弁で挙げた内容に取り組んでいただきたい。
要望します。

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質疑自体はもうちょい続くのですが、これ以上は長くなりすぎますね…
というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。

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