西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

多大な事業費が必要な県市病院統合。見込まれる費用は当然、長期計画に反映しなければなりません。

2018-08-10 12:08:40 | 市政全般に関連すること

先日放映のワールドプロレスリングで知って、暫し茫然...
アメリカ時代の逸話とか、独特の解説とか、サイコーやったよなあ。。。
心からご冥福をお祈りします。
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「巌流島の闘い」マサ斎藤さんが死去@2018.7.16付・産経新聞WEBニュース

さて本題、6月議会での代表質問のご報告の続きなど。
今日の内容はタイトルの通りですよ。
それでは早速始めます。

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【質問】
「県立西宮病院と市立中央病院の統合」についてです。
「事務レベルでの調整結果について議会のご意見をお聞きしたうえで市としての方針を決定し、両病院の統合再編にかかる基本方針の早期策定に取り組んでまいります」とのことでしたが、一点、強く疑問に思っていることがあります。
それは本市財政に対して、県市病院の統合計画が与える影響の大きさが無視されている、という点です。
現在、策定中の第5次総合計画には、県市統合病院の事業計画は含まれていません。
しかしながら、これが実現するなら、おそらく総額・数百億円規模の事業になるはずです。
5次総の計画期間10年間の間で活用可能な一般財源が798億円とされている中、この事業が本市財政に与える影響は甚大です。
仮に、この事業が実現した場合、5次総の期間における事業計画全てを抜本的に見直す必要がでてくることさえ考えられる、それだけのインパクトがある出来事だと私は考えています。
今回「事務レベルでの調整結果」が示された以上、5次総には、病院統合に必要な事業費も計上すべきであることは明らかです。
そこで、お聞きします。
当該事業の推進に必要な事業費を早急に算出し、5次総の収支見通しに反映すべきと考えますが、いかがでしょうか?
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【答弁】
統合病院の整備規模や時期などについては、今後、県市で基本方針や基本計画の策定に取り組む中で具体化していくものであり、現時点では定まっていないことから、正確な条件に基づく試算には、しばらくの時間が必要になると考えています。
しかしながら、議員ご指摘のとおり、統合病院の整備等に係る費用が本市の財政状況へ与える影響についてお示しすることも重要であると認識しています。
仮に、病院規模を両病院の稼働病床数を合計した600床規模と想定した場合、市の大まかな試算では、初期費用として約61.5億円と見込んでいますが、今後、事業費を精査し、本市の第5次総合計画期間中への影響をお示ししたいと考えています。
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【意見要望】
「今後、事業費を精査し、本市の第5次総合計画期間中への影響をお示ししたいと考えています」とのことでした。
一定納得できる答弁であり、こうした大規模事業が本市財政に与える影響を長期的視点から十分に考慮・検討し、政策推進を進めて頂くことの重要性を指摘しておきます。

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統合統合についての、県・市間の仮合意の内容は以下の通り。
もっとも、この内容自体「はい、そうですか!」というようなもんではないですけどね。
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【ご参考】
「皆さん、土地は無償で提供して下さっています。だから当然、西宮市さんも!」←だったら他の条件も揃えないと!!@2018年7月のブログ

再三、主張している内容ですが。
県市の病院統合であれ、中央体育館の整備であれ、それ単独で「OK!」とか「NO!」とかを判断するべきものではありません。
長期的な財政計画と首っ引きで、市全体として、できる・できないを判断すべきものだと思っています。
そのスタンスで、これからも山積する課題に取り組んでまいります。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。