昨年8月まで、西宮北口駅構内・2階コンコース上にあった西宮市の観光案内施設「にしのみ屋」。
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なにを判断するにも、とにかく時間がかかる市(この場合、正式には西宮観光協会ですが)が、違約金を支払ってまで、この施設を突如、閉店したのは昨年8月のこと。
閉店理由について、市が「空調設備が完備されておらず、温度、湿度、ほこりなどの労働環境や、夏場の商品取り扱いが限定されるなどの問題があり、施設管理者と協議を行いましたが、改善する見込みがない状態となっています」ということだと主張しているというのは既報の通りですね。
ほんで、その後、売上の一部が消えていたのを隠していたことが分かったことから、ほんまの理由はそっちなんちゃうの???と考えるに至ったということも、これまた既報の通り。
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【ご参考】
「ええ、店の売上金がなくなったことは事実です。でも、それと店を閉めたことは関係ありません!」←・・・そんなもん、誰が信じるかい!!!@2017年12月のブログ
で、この「にしのみ屋」があった場所ですが、今は柿の葉寿司屋さんになっています。
ということは、柿の葉寿司が販売可能なんですよね、この場所。
・・・つくづく、市が閉店理由として挙げた内容とか、信用ならんなあ...
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で「西宮市政、始まって以来、初の補正予算否決!」の原因の大きな一つとなった、この事業、どうも市は全然諦めていないらしく。
もうね、個人的には、その感覚自体に呆れるばかりですわ。。。
なおイマイチ議論が噛み合わない気がして仕方ないのですが。
私は都市型観光事業であれば、例え、どんなものであっても絶対ダメ!とまでは考えていません。
もちろん、市が行う事業全体から見て優先度が決して高くないと考えているというのは以前から述べている通り。
けれども投資額以上の効果があるのなら、闇雲に反対するつもりはありません。
そういう意味で、市が、この事業を「どうしてもやりたい!必要!」というなら
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●この事業を実施することによるメリット・目標はなんなのか?
●その達成度を判定するための指標を、どのように設定するのか?
●達成度を評価していく中で、達成されていないことが明らかになったときには、施設を閉鎖するのか?
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といったあたりを、きちんと示すべき!それが出来ないならダメでしょ??と主張し続けているつもりなのですが、どうにも伝わっている気がしないのはなんなんやろか...
私には、どう考えても西宮市に商売的なセンスがあるとは思えないんですよね。
こういう事業には、とことん向いてないし、手を出すべきじゃないと思うねんけどなあ。。
それでも、どうしてもやりたいというのなら、上に示した内容に対してくらい、きちんと答えられるようにするのが当たり前だと思うんですけどねえ。。。
つくづく、伝わらんもんですね。。。。
というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。