昨日のブログをアップした後、資料を見返していたら、
公立病院の役割について、すごく分かりやすく定義しているものが
あったので、↓あげておきます↓。
公立病院は、民間病院と異なり、その運営に税金が投入されている。病院設置者は住民に対して、その正当性・合理性を説明できるよう、地域で必要な医療のうち、採算性等の面から民間医療機関では困難な医療を中心に、将来にわたり安定的に提供していくべきである。とりわけ、二次医療圏において救急医療、小児医療、周産期医療などを提供することや、医師への研修機能の充実について、公立病院が果たすべき役割は大きい。
ちなみに引用元は2008年10月に大阪府が策定した
「公立病院改革に関する指針」です。
さすが、よくまとまってるな~。
昨日の繰り返しになりますが、上記の内容に基づいて、
「こういう機能を果たすために、
中央病院は移転・存続せねばならない!
そのために、こういう取組みを進めていくのだ!!」
という話なら、私、諸手を挙げて賛成します。
もちろん、非効率的な経営体制等、
見直すべき点はちゃんと見直す!
という前提があった上での話ですが。
でも、どう考えても、今の市の方針には賛同できません。
現在、示されている計画が、市民の医療環境を向上させるために、
厳しい財政状況の中、巨額の資金を投じてまで
強行するべき事業だとは思えないのです。
重要なことは市民にとっての医療環境を向上することです。
そう考えるなら、他にやりうること・やるべきことはたくさんあると
思うのですが。。。
なんで、こんなシンプルな話が通じないのだろうか、と深く悩みつつ。
それでは失礼いたします。