今日の午前中は西宮商工会議所・西宮納税協会・西宮青年会議所・
西宮貿易協会の4団体が主催する新年名刺交換会。
この会に出席すると、いろんな方にお会いできるので、
こういう言い方はなんですが、私らみたいな不精者には便利で助かります。
ところで、こちらでの来賓挨拶の場で、市長が
アサヒビール跡地の購入の話や、それを前提とした中央病院移転の話等、
個人的には、非常にのりにくい話を熱意を持って話していらっしゃいました。
「近い将来、市の中心部に、これほど大規模な土地が
再び、でてくる可能性は低い!」
ということも含めて、いわゆる箱モノ的な話に前のめりになる気持ちは、
分からんでもないような気もします。
伝記物とか読んでいても、そういう話、多いですし。
もちろん、あくまで一般論でしか、ありませんが。
でも、いつもの話の繰り返しになりますが、この手の話って、
もっと、長期的視点や、堅実に試算された前提によって、
決定されたものであるべきだと思うんですよね。
というわけで、今日は、それに類した、既にある問題の話など。
昨年12月議会で、
「アクタ西宮北口の地下駐車場は、指定管理者制度の対象施設である。
で、その施設の来年度からの指定管理者が、公募の結果、
前回に引き続き、同じ事業者さんに決まりました。」
という報告を受けました。
個人的に、この話について、特に疑義はありません。
妥当な選考方法でもあれば、選考結果でもあると考えています。
でも、それ以前に、この駐車場の費用負担のあり方について、
私は見直すべきだと考えています。
その問題点については、以前のブログで書いたことがありますので、
まずは、↓こちら↓をご覧いただければ、と。
アクタ地下駐車場についての私の問題意識①
アクタ地下駐車場についての私の問題意識②
その後、財務的な面から見た、アクタ地下駐車場の状況は、
ますます、悪化の一途をたどっています。
そもそも平成19年6月の時点では、
市は、アクタ地下駐車場の累積赤字を解消できるのを、
平成49年度と試算していました。
ところが、阪急西宮ガーデンズOPEN後の平成21年3月には
累積赤字の解消時期を「平成60年ごろ」に改めました。
で、今回、この報告を受けるのにあわせて、
「その後の経緯も合わせて、累積赤字が解消されるのは、
いつ頃になりそうなんですか?」
という点を確認したところ、返ってきた答えは、なんと平成74年度。
阪急西宮ガーデンズのオープンという特殊状況があったとはいえ、
僅か数年間で、累積赤字の解消時期が25年も延びるようでは、
この試算自体、到底信用できません。
いや、平成74年度って、そもそも、あの建物自体、あるんですかね。。。
(ちなみに、この試算、今後についても
○収入は横ばいで現行水準を維持するものと仮定していたり、
○施設の老朽化にも関わらず、修繕等に関わる支出を
現在の水準のまま、移行するものと仮定していたり
と、なんとも信じがたい前提に基づいて算出されています。
正直なところ、今後、累積赤字が解消される時期が、
さらに延期することはあっても、早まることはありえへんやろな~、
と思っています。)
と、前段は、ここまでで。
もうちょっと長い内容になりますので、続きは別途。
さあ、明日は消防の出初め式だ~。
正直なところ、寒くてかなわんが、頑張ります。
それでは失礼いたします。