いよいよ年の瀬、極まってきましたね。
今日は年内最後の公園清掃でしたが、これから年内最後!がどんどん増えていく感じやな…
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さて本題。
本日は一回飛ばしてしまった、12月議会での一般質問のご報告@生産緑地に関わる質疑の続きですよ。
それでは早速どうぞ!
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【質問】
現存する生産緑地について公共施設用地として活用するべきもののリストアップと必要な公共施設に対する考え方の整理、農地所有者から土地買取申し出があった場合に機動的な対応を可能とする農地取得を目的とした基金・特別会計の設立等、必要な対応を進めるべきと考えるが、どうか?
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【答弁】
~生産緑地についての説明。質疑との関連性は薄いため割愛。~
議員ご指摘のとおり、令和4年には、当初指定した生産緑地の多くが、「買取り申出」により宅地化される可能性があり、これへの対応が喫緊の課題となっております。
こうしたことから、市といたしましては、まずは、生産緑地の買取り申出が可能となる期日を10年延期する「特定生産緑地」の指定について、農地所有者等に周知及び働きかけを行うこととしています。
さらに、「買取り申出」を受けた生産緑地を、制度の趣旨である緑やオープンスペースなどの機能を有する公共施設用地としての活用を図るため、現在、関係部局と連携して、必要な公共施設候補地の選定や基金等を活用した買取り手法など、機動的に対応するための仕組みづくりについて検討を進めているところでございます。
今後も引き続き、生産緑地をはじめとする都市の緑やオープンスペースを適切に保全・確保しながら、良好な都市環境の形成に取り組んでまいります。
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【意見・要望】
生産緑地の2022年問題とそれに対する対応については、過去にも取り上げてきましたが、なかなか具体的な対策が見えませんでした。
そのような中、今回、『関係部局と連携して、「必要な公共施設候補地の選定」や「基金等を活用した買取り手法の検討」など、「機動的に対応するための仕組みづくりについて検討を進めている』との答弁があったことを高く評価します。
単なる検討に終わることなく、具体的な仕組みを早期に示して頂きたい。
強く要望します。
併せて、もう一点。
現段階での「必要な公共施設候補地の選定」は、あくまで公園や市民農園など「都市の緑やオープンスペース」の「適切」な「保全・確保」に直結するものに留まっていると聞いています。
しかしながら質問の中で取り上げたように待機児童対策は本市における喫緊の課題ですし、それ以外にも土地を取得することで政策課題の解決・改善につながる事例はあるでしょう。
2022年問題を、庁内全体に関わる話と受け止め、より「良好な都市環境の形成」につなげて頂きたい。
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地域型保育施設の中には、老朽化が進んでいる建物で運営しているものも多くあります。
そういった施設において建物の建替え等が必要になった場合、現状では保育施設の方で新しい土地・建物を手配しなければならないんですよね。
市が主体となって生産緑地を有効活用できるなら、そんな時でも施設側の選択肢は広がるはず。
こういったことも十分、検討していただきたいと思います。
てなことを述べて、今日のブログは、ここまでとさせていただきます。
それでは失礼いたします。