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西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

必要な土地の積極的な買取りは、政策課題の解決にも寄与するはず。今後の展開をしっかり追いかけます!

2019-12-22 09:43:27 | 豊かな自然と都市環境に調和した美しいまち

いよいよ年の瀬、極まってきましたね。
今日は年内最後の公園清掃でしたが、これから年内最後!がどんどん増えていく感じやな…
 ↓


さて本題。
本日は一回飛ばしてしまった、12月議会での一般質問のご報告@生産緑地に関わる質疑の続きですよ。
それでは早速どうぞ!

■■■■■

【質問】
現存する生産緑地について公共施設用地として活用するべきもののリストアップと必要な公共施設に対する考え方の整理、農地所有者から土地買取申し出があった場合に機動的な対応を可能とする農地取得を目的とした基金・特別会計の設立等、必要な対応を進めるべきと考えるが、どうか?
 ↓
【答弁】
~生産緑地についての説明。質疑との関連性は薄いため割愛。~
議員ご指摘のとおり、令和4年には、当初指定した生産緑地の多くが、「買取り申出」により宅地化される可能性があり、これへの対応が喫緊の課題となっております。
こうしたことから、市といたしましては、まずは、生産緑地の買取り申出が可能となる期日を10年延期する「特定生産緑地」の指定について、農地所有者等に周知及び働きかけを行うこととしています。
さらに、「買取り申出」を受けた生産緑地を、制度の趣旨である緑やオープンスペースなどの機能を有する公共施設用地としての活用を図るため、現在、関係部局と連携して、必要な公共施設候補地の選定や基金等を活用した買取り手法など、機動的に対応するための仕組みづくりについて検討を進めているところでございます。
今後も引き続き、生産緑地をはじめとする都市の緑やオープンスペースを適切に保全・確保しながら、良好な都市環境の形成に取り組んでまいります。
 ↓
【意見・要望】
生産緑地の2022年問題とそれに対する対応については、過去にも取り上げてきましたが、なかなか具体的な対策が見えませんでした。
そのような中、今回、『関係部局と連携して、「必要な公共施設候補地の選定」や「基金等を活用した買取り手法の検討」など、「機動的に対応するための仕組みづくりについて検討を進めている』との答弁があったことを高く評価します。
単なる検討に終わることなく、具体的な仕組みを早期に示して頂きたい。
強く要望します。
併せて、もう一点。
現段階での「必要な公共施設候補地の選定」は、あくまで公園や市民農園など「都市の緑やオープンスペース」の「適切」な「保全・確保」に直結するものに留まっていると聞いています。
しかしながら質問の中で取り上げたように待機児童対策は本市における喫緊の課題ですし、それ以外にも土地を取得することで政策課題の解決・改善につながる事例はあるでしょう。
2022年問題を、庁内全体に関わる話と受け止め、より「良好な都市環境の形成」につなげて頂きたい。

■■■■■

地域型保育施設の中には、老朽化が進んでいる建物で運営しているものも多くあります。
そういった施設において建物の建替え等が必要になった場合、現状では保育施設の方で新しい土地・建物を手配しなければならないんですよね。
市が主体となって生産緑地を有効活用できるなら、そんな時でも施設側の選択肢は広がるはず。
こういったことも十分、検討していただきたいと思います。

てなことを述べて、今日のブログは、ここまでとさせていただきます。
それでは失礼いたします。


「農地→住宅」の大量転用が懸念される「生産緑地の2022年問題」。これを念頭に、具体的な対策を講じるべきです!

2019-12-16 14:55:32 | 豊かな自然と都市環境に調和した美しいまち

第3日曜日な昨日の午前中は毎度恒例、高木公園×清掃からの高木公園管理運営委員会。
見てください、このビフォー・アフター!

【ビフォー】

 ↓
【アフター】


この水路(?)は毎月、ボーイスカウトの団委員長と一緒にやっつけているのですが、もはやプロ級の仕上がりになってきたな...と自画自賛。
ちなみに清掃後の会議では、瓦木中学校の建替えも話題に上りました。
これも、学校から生徒たちに案内を配ってくれたことによる効果が大きかったようで自画自賛。

やっぱり、分かりやすい広報って大切ですね(^^)v
 ↓
【ご参照】
クイックレスポンスって、ありがたい。瓦木中の建替に関する説明資料が配布されることになりました!@2019年12月のブログ

さて本題。
今日は、ちょうど先週に出番を頂いた一般質問のご報告ですよ。
どの話から取り上げようかと思ったのですが、メインディッシュは後においておいて、まあまあ分かりやすい話からです。
それでは早速どうぞ!

■■■■■

生産緑地の2022年問題についてです。
環境保全や地盤保持・保水などの働きによる都市災害の防止等、様々な機能をもつ都市部の農地の保全は、きわめて重要です。
こうした観点の下、農業を続けること・建築物を建てないこと等を条件に、固定資産税・相続税等を優遇する「生産緑地」制度が設けられました。
生産緑地指定後30年が経過した農地所有者は、いつでも市長に買取り申し出を行うことができ、市長は時価で買い取るものとされています。
ところが過去、本市において買取申し出された生産緑地を、市が取得した事例は存在しません。
市区町村が買い取らず、生産緑地として他に買う者もない場合、住宅を建設できるようになるため、もともと生産緑地だった土地で、過去にも多くのマンション等が建てられてきました。

さて現存する「生産緑地」の多くは1992年に指定されており、2022年には営農を義務付けられた30年が経過します。
これが「生産緑地の2022年問題」であり、多くの都市農地が失われ、住宅に転用されることが懸念されています。
本市においても全生産緑地約72ha中・約62ha、甲子園球場16.1個分もの土地が2022年以降、買取り申し出を行えるようになります。
「生産緑地の2022年問題」が顕在化した場合、現在の農地で大規模な宅地開発が行われて緑地面積が減少する一方で、保育所待機児童問題が一層深刻化する等、様々な問題が発生する恐れがあるのです。
しかしながら、これは大きなチャンスにもなりえます。

資料③に、校区内に生産緑地が存在する小学校区について校区別の生産緑地と公園緑地の面積、保育所待機児童数を生産緑地面積が広い校区から順にまとめました。
ご覧ください。
 ↓

 ↑
なお1ヘクタールとは10,000㎡、つまり100メートル×100メートルの広さです。

市民一人当たりの公園面積は全市平均で2.19㎡ですが、段上西・上ヶ原・高木北・甲東の各小学校区は一人当り公園面積が1㎡を下回る一方で、2ha以上の生産緑地が存在しています。
また樋ノ口・段上西・高木・高木北等、一定の生産緑地が存在する一方で、保育所待機児童数が多い小学校区も存在します。
こうした地域において、市が土地を計画的に取得することで、緑地の保全・オープンスペースの確保・保育所待機児童の解消といった効果につなげることが期待できます。
また、この機会を有効に活用することで、他の様々な行政需要にこたえることも可能になるはずです。


さて、こうした取組みを進めるためには、農地所有者から土地の買取申し出があった際、迅速に対応できる条件を整えることが必要です。
制度上、土地の買取申し出があった場合、市は1か月以内に買取意志を表明し、3か月以内に所有権を移転しなければなりません。
ところが現状、本市ではこのように迅速な対応は出来ません。
なぜなら、どのような土地を購入するかについての考え方が整理できていない上、土地購入に必要な制度・体制も整えられていないからです。
それでは以上の内容を踏まえて質問します。

■■■■■

と、ここまでが前振りですね。
というわけで次回は、具体的な質疑の内容をご報告予定です。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


「道徳啓発系の看板は、今後設置しない!」は行き過ぎでは???引き続き、この問題、掘っていきます!

2019-11-28 13:39:21 | 豊かな自然と都市環境に調和した美しいまち

昨夜は、大阪駅前第1ビルではしご酒。
さすが「サラリーマンが住みたいビルNo.1」の異名を取るだけあって、充実度が半端ない!
自分は「一軒のお店で腰を落ち着けて呑む派!」だと思っていたのですが、はしご酒も楽しいな。
新たな趣味に目覚めてしまいそうで、やばい...
 ↓
仕事帰りにちょい飲みするならここ!大阪駅前ビルのオススメ居酒屋12店

さて本題。
「浜脇中学校のあいさつロード啓発を撤去する!」という方針が都市局から示され、地域に大きな波紋を巻き起こしているというのは、以前ブログでご報告した通り。

ちなみに、この件、幅広く反響を頂いており、もっと掘って考えるべき話だと考えています。
 ↓

【ご参照】
「景観上よくないので...」というなら、他に規制するべきものがなんぼでもあるでしょ!?こういうとこに真っ先に手を出す姿勢は、ずれているとしか思えないわけで。@2019年10月のブログ

そもそも、この話が火を噴いたのは
-----
●公共サインマニュアルに基づき、通学路上の安全対策の看板などが撤去された
 ⇒痴漢防止の看板も地域から要望があっても設置できない
●学校におけるあいさつ運動などの掲示物が制限されている
-----
という現状について、地区の青少年愛護協議会から強い疑問の声が出てきたことに端を発しています。
で、この根拠となっているのは「西宮市公共サインデザインマニュアル」。
これ、条例に基づいて市が作成したマニュアルですが、その中で、かなり厳しい表現で広報啓発物の設置を制限しています。
以下、コピペ。
 ↓





あいさつロードの話もそうですが、そもそも「道徳啓発は今後設置しない」というのは乱暴すぎるのではないかいな...と。
「痴漢に注意」の看板が、「掲出の効果が低いサイン」と切って捨てられているあたりも、う~ん...
少なくとも私は『「痴漢注意!」の看板がかかっている暗い箇所は避けてます』という声を複数頂いたことがありますよ。
「掲出の効果が低い!」と言い切るなら、それを証明する義務が、この施策を推進しようとしてる部署にはあると思うのですが、どないでしょ???

あいさつロードの啓発表示についての市の主張は、当初のきわめて強硬なものからは若干、軟化していると感じています。
なので、その点については一定評価しています。

一方で、事はその問題だけではなく、もっと他に色々あると思っています。
景観対策では西宮市よりはるかに進んでいる京都市・芦屋市と比較しても、西宮市がマニュアルで示した啓発系看板に対する姿勢は明らかに過激ですし。

というわけで、この問題、も少し色んな観点も含めて、掘っていきたいと思っています。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


「景観上よくないので...」というなら、他に規制するべきものがなんぼでもあるでしょ!?こういうとこに真っ先に手を出す姿勢は、ずれているとしか思えないわけで。

2019-10-29 15:25:22 | 豊かな自然と都市環境に調和した美しいまち

先日、浜脇中学の同級生15名ほどで集まったのですが、その際にも話に出ていたのが「あいさつロード」。
「挨拶で つなぐみんなの いい笑顔」等々、これに関わるキャッチコピーは世代に関係なく、同校の卒業生には懐かしいところではないかいな、と。
 ↓
 

ところが、この「あいさつロード」を表示する啓発物が、市の都市デザイン課の意向によって「撤去せよ!」という話になっています。
理由は
-----
●景観上、好ましくない
●市が掲出している広報・啓発物で、効果がないものは市として撤去する方向!
-----
というところにあるそうで。
・・・いや、本気ですか???
これを大事に思って、活動して下さっている地域の方々は少なからずおられますし、そういう力の組合せこそが、まさに「地域力!」だと思うのですが。。。

そもそも景観云々というなら、本来、規制するべきは民間も含めた看板全体だと思うんですよね。
複数の駅前にあるた〇焼き屋さんの看板やら、カ〇オケ屋さんの看板やらを筆頭に、少なくとも「あいさつロード」の啓発物よりは、はるかに景観上、好ましくないと思われる看板が多く存在します。
こうした現状には手を付けることなく、あまり景観には関係ないような所に、真っ先に手を付ける感覚には首を傾げずにはいられないわけで。
だいたい「景観上好ましくないし、効果もない。だから認めない!」というなら選挙の啓発幟を山ほど出してるのこそ、真っ先にやめれば???と思ったりもするわけで。

本気でそこに取り組みたいなら、芦屋市のように景観条例を制定し、客観的な基準に基づいて広告物全体を規制するべきだと思うんですよね。
そこまでの覚悟なしに、規制しやすい市の掲出物だけを主観に基づいて規制するというのは、どうにも納得しかねる話なわけで。

と言うわけで、この話、少々追いかけてまいります。
なお明日からは所属する総務常任委員会の視察で関西を離れる関係上、少々、連絡等が取りづらくなることと思います。
その点、ご容赦下さいませ。
それでは本日のブログは、これにて失礼いたします。


公園の遊具がなかなか修繕されない背景にも、財政の硬直化という問題がある。だからこそ、人件費の削減に取り組むべきなのです!

2019-02-04 14:44:03 | 豊かな自然と都市環境に調和した美しいまち

樋ノ口小学校近くにある、あらきの森公園に関連して陳情を受けたのは、昨年夏のこと。
曰く
---------------
●公園横の道が通学路になっている
●公園と道路の間に区切りが全くないので、公園の土が道路の上に堆積している
●雨が降った日など、滑ってとても危険...
●なので近隣住民が手分けして掃除しているが、なかなか大変
---------------
とのこと。
で確認したのですが、たしかに、こら危ないな...と。
  ↓


その後、さまざま市と協議した結果、今年度末から来年度にかけて、対策工事をしてもらえることになりました。
対策は「問題となっている箇所にU型側溝・土留め等を設置!」というもので、即効性ありそうですね(^^)v
  ↓
(イメージは、こんな感じです。)


で、この話をしながらツラツラ感じたのが「遊具の破損であったり、こうした話であったりと、公園に関連しても色んな相談をうける。けど、なかなか、こういう話って改善されないよなあ...」ということ。
ぶっちゃけ今回の話なんかも、私が動いたからこそ前に進んだ面が強いと思っています。
その良し悪しは、また別の話なんですけどね。。。

こうした対応が進みにくい背景には、公園に関連する予算も、かなり削られている...という話があります。
ほんま、職員数増やすぞ&人件費も増やすぞ!なんてことをやってる場合ではないわな...と。
  ↓
【ご参照:「市政報告56号×裏面」の左面】
http://y-shibuya.sakura.ne.jp/report/56b.JPG

  ↑
どこかに
お金がかかれば、その分、どこかをいじめるしかなくなります。
それが公園のように、多くの子供に影響が出る場所にまで及んでいるなんてのは、なんともやるせない話なわけで。
つくづく、メリハリ付けて、いろんなものの見直しを進めるべきだと思うのですよ。


という愚痴チックなブログで、すみません。
それでは本日は、このへんで失礼します。


「今後30年、整備に着手できる見通しが立たない道路計画は廃止しました!」←これ、まさに見習うべき方針では??

2018-11-01 17:55:12 | 豊かな自然と都市環境に調和した美しいまち

今週月曜日から水曜日まで、建設常任委員会の視察で関東を中心に、複数の都市に行ってきました。
ちなみに月曜日に宿泊した川崎市では、全国最大規模のハロウィンイベントが日曜日に終わったところ。
  ↓


で火曜日に宿泊したさいたま市では、次の日曜日に大規模な自転車競技の大会である「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」が開催されるのを目前に控え、盛り上がり中。
  ↓


てなわけで、あんまり分かってなかったのですが、なかなかにうまいこと間を縫ったスケジュールでしたね。

さて今日のブログは、両市と同じく視察で訪れた東大阪市で感じたことの話など。

ちなみに東大阪市には、都市計画道路の見直しについて勉強するために行ってきました。

さて、都市計画道路とは『他の都市施設や土地利用などと一体的、総合的に都市計画に定めることで、 長期的視点からの計画的な整備に寄与し、道路の持つ交通機能や周辺の市街化の促進などの働きを有し、円滑な都市活動を支える主要な社会資本の一つ』です。

(↑『 』内は平成23年3月兵庫県発表の「都市計画道路網見直しガイドライン」より抜粋。↓)
なお都市計画道路については
-----------------------
●都市計画決定後に長期間を経ても事業化に至っていない、いわゆる長期未着手の道路も多く存在し、その区域の土地所有者等の権利を制限し続けてきた
●これらの道路の中には、 時間の経過の中で都市計画道路としての必要性そのものや、整備を求めていた住民の意識に変化等が生じつつあるものもあると考えられる
●そもそも、極めて厳しい財政状況の中、これら道路のすべてを整備することは、事実上不可能

-----------------------
という問題があります。
これについての私の問題意識は、以下をご覧くださいませ。

  ↓
【ご参照】
●「計画決定後60年以上経過している区間が60%以上を占める道路」は、いつの日か完成するのか???@2015年6月のブログ
●車の重要性だって、どんどん変わっていく、これからの時代。都市計画道路は将来の実現可能性と、それによる便益を十分考えて進めるべきだと思うのです。@2018年4月のブログ

そんな問題意識の下、視察に行ってきたのですが、なるほどなあ…と思ったのが、東大阪市では「今後30年、事業に着手できる見込みがない都市計画道路は原則廃止!」という方針に基づき、道路計画の見直しを進めているというところ。
ちなみに、この方針は大阪府が同様の方針を立てているのに準じたものだそうで、これこそ、西宮市も見習うべきちゃうの???と思った次第です。

つくづく自分が知ってる範囲の常識を、どこでも当たり前のことやと思ってしまうのは怖いことですよね。
そういう意味で、今回の視察では、とても良い気付きと情報を頂きました。
他の視察先で得た知見や情報も含め、今後の市政運営に生かすことができるよう、頑張ります。
それでは今日のブログは、この辺で失礼します。


言いたいことは、「下水管に接続していない建物からの排水は環境汚染に直結します。だから是非、下水管に接続して下さい!」ということでしょ?だったら、それをストレートに訴えるべきだと思うわけで。

2017-08-03 17:11:33 | 豊かな自然と都市環境に調和した美しいまち

やるなー、AI。
私も見習って、長いものに巻かれることなく頑張ります!
  ↓
AIが「共産党は無能」と批判=中国ネット大手、サービスを停止―香港紙

さて本題、今日はちょっと環境に関する話など。
正直、私も記憶にないのですが、
昭和40年代頃って夙川が泡立ってたらしいんですよね。
「蛍が戻ってきた!」てな話も聞く今の姿からは、想像もつかないところですが。

で、こういった問題が起きた背景にあるのが、生活排水の問題。
私たちがトイレ・台所・風呂場等で使用した生活排水は、下水道を通って浄化センターに送られ、きれいな水に処理された後、川や海に返されるというのが通常の運用です。
ところが、そもそも下水管に接続されていない家庭等の排水は直接、川や海に流されることになります。
で、昔は下水管自体が整備されていないし、それへの接続も進んでいないし...ということで、ひどい状況になっていたということですよね。

こういった状況は現在では大幅に改善されており、現在、西宮市内の99%以上の家庭・事業所等では排出される汚水を公共下水道管に接続させるための工事が完了しています。
しかしながら、様々な事情から接続できていない家庭・事業所等が一部存在しています。
そうした家庭・事業所等に対して、市から定期的に送付している文章が、こちら。
  ↓


ん~、なんか、色々しっくりこんな、この文章。。
婉曲すぎるというか、なんというか。。。
というわけで、こちらで文章案を作り、文章を以下の内容に変えてもらうことにしました。
  ↓

  ↑
だいぶスッキリしたと思うのですが、どないでしょ。

蛇足ではありますが。
市も座視しているわけではなく、根気よく対象となる世帯や事業所への働きかけを続けています。

また下水管に接続しようとする側にとっては、お金の負担が生じる問題でもあるため、働きかけたからと言って、すぐすぐ良い結果に結びつくような話ではないというのも事実です。
でもね、できることはあると思うし、そのための努力も大切だと思うんですよ。
てなわけで細かい話ではありますが、こういったところで気付くところがあれば、都度、働きかけていきたいと思います。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


西宮北口駅×北西にジャンボカラオケ広場ができるそうな。で、地域として気になるのが不法駐輪対策なんですよね。

2017-08-01 08:53:07 | 豊かな自然と都市環境に調和した美しいまち

昨日放映の「ちちんぷいぷい」から拝借。
  ↓

  ↑
最近、推しまくりの元・世界四団体チャンプ高山選手!
で、こちら、ちちんぷいぷいの案内ページです。
  ↓
番組で紹介した“高山勝成選手に関する問い合わせ”


さて本題。
昨日、「にしきた街づくり協議会(←西宮北口駅北西地区の自治会・商店街等、各種団体で構成される団体)
」の臨時集会が開催されました。
これ、
---------------
●西宮北口×北西にジャンボカラオケ広場(以下、ジャンカラ)がオープンすることになった
●ジャンカラがオープンすることで、不法駐輪が増えることが危惧される
 (近隣では以前から不法駐輪が問題になっている)
●といった状況を踏まえ、開発者・店舗運営者に説明に来てもらうことになった
---------------
という流れの中でのものですね。

市内では阪神西宮&今津駅近くにジャンカラがあるのですが、これらの店舗では
---------------
●店舗入口近くに広くスペースを取り、普段は来店客の受付待ち場所として使用。
 その場所を、自転車での来店が増えた場合には駐輪場所として使用。
●近隣の駐輪場と定期利用契約を結び、来店客をそちらに誘導。
---------------
等の対策を取っており、現在は概ね、駐輪問題も落ち着いているようです。
となると西宮北口店(仮称)でも、こういう対策を取ってもらうことが重要ですよね。
というわけで本日の集会では先方に、その旨をお伝えし、前向きに検討する旨の回答を頂きました。
これからは今後の推移を見守っていかねば!ですね。

ちなみにジャンカラ西宮北口店(仮称)の開設予定地は阪急西宮北口駅×北西の関西アーバン銀行跡地。
  ↓
【ご参考】



開店予定は来年5月末、6階建ての1階~5階で41室、最大定員は150名程度を予定しているそうです。
はやりそうですね、こりゃ。

という簡単なお知らせでした。
それでは今日のブログは、この辺で失礼します。


夏の風物詩でもある花火。これによる騒音等への対策として、一歩、踏み込んだ対策が進みそうです。

2017-07-06 18:45:01 | 豊かな自然と都市環境に調和した美しいまち

明日は七夕。
  ↓

  ↑
なんちゅうか、ほほえましいですね、こういうの。
絵が、まったくサッカーな感じじゃないのはご愛敬。

にしても、なんやかんやとエネルギーをもらえるのは、ほんと有難いことです。

さて本題、こちら6月議会に上がってきたお話です。
従来から西宮市では午後10時から午前6時までの間、花火を禁止しています。
が、市は条例を改正し「終日・花火は禁止!」な区域を指定できるようにしようと考えているとのこと。
なお今回の条例改正にあたって、市が花火を全面禁止する区域として念頭に置いているのは、御前浜・香櫨園浜・甲子園浜の3浜の周辺だそうです。

現在、これらの地区では深夜時間帯の花火を禁止する条例に基づき、
----------------
●夏休み&その前後の期間
●午後9時30分から午前3時までの間
●夜間パトロールを実施
----------------
という対策を取っています。
この結果、深夜時間帯の花火については一定の抑制が図られているとのこと。

とは言うものの、
----------------
●条例の規制対象とならない時間帯の花火は取り締まることが出来ないためエスカレートする傾向にある
●花火に伴う大声や爆音などの迷惑行為やごみの不法投棄による被害が深刻である
----------------
といった状況にあるそうで、そら、こういう話にもなるわな、と。

で、今回の話で、初めて知ったことがあったのですが。
なんでも「火薬取締法」に基づき、条例の対象となる花火と対象にならない花火があるそうな。

ちなみに、こちらが「条例の対象となる花火」。
  ↓


で、こちらが「条例の対象とならない花火」です。

  ↓

  ↑
ものすごくザックリ言うと、子供向け花火セットの中に入っている花火は条例対象外って感じですかね。
そら確かに、こういう花火を小さい子供達とやっているのであれば、あんまり近所迷惑にもならないような。

なお「終日花火が禁止な地区を設定できるよう条例を改正する!」ことについて、市民の皆様の意見を問う「パブリックコメント」が8/1から1か月間、行われる予定になっているとのこと。

この件について、ご意見等おありの方は是非是非そちらにお寄せくださいませ。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


提案していた太陽光発電に関わる事業について、若干の進捗があったので、ご報告。他にも再生エネルギー関連の取組、増やしていきたいけどなあ。。。

2017-06-20 16:34:57 | 豊かな自然と都市環境に調和した美しいまち

連ドラはあまり見ない私ですが、これは見ることになりそうな。
業界の描かれ方(≒視聴者が抱く業界のイメージ)等、気になることが多いっす。
  ↓
http://getnavi.jp/entertainment/148114/



さて本題、今日は水力・太陽光発電といった、再生エネルギー関連について。
この分野については以前からブログ等でも取り上げていますが、
追加のご報告事項があったので、ご紹介。

まずは水力発電についてなのですが。
以前ブログにて、水の流量が少なくても発電できる小水力発電について取り上げました。
  ↓
【ご参考】
やっぱり、本って素晴らしい。というわけで今日は水力発電の話など。@2016年12月のブログ
  ↑
で、その後、いろいろと自分なりに勉強し、調べもしたのですが、結論から言うと、現時点で西宮市内では小水力発電の実現は難しいような。
水力発電については
-----------
●ある程度の流量(=水量×落差)がないと
●発電規模に対してシステムのコストが高く、サイズも大きい
-----------
といった問題があり、西宮市内には、これを克服できるレベルの砂防ダムは存在しない模様。
一方で貯水池等については現在は採算が取れなくても、今後の技術開発によって採算が取れるようになる可能性もありそうです。
というわけで引き続き、情報収集に努めるとともに、状況を見守ってまいります。

ついで太陽光発電。
こちらについては私、過去に、市が保有する施設を民間事業者に積極的に貸し出すよう提言しています。
  ↓
【ご参考】
市政報告39号@2014年10月発行

  ↑
その後、私の提言を受けて、昨年3月から3つの小学校で屋根貸しが開始されたのですが、これによる収入は年間153,968円に留まりますし、発電量も微々たるもの。
しかも、いろいろな制約があって、これ以外の学校に広げることは現実的には難しいような。
う~ん、厳しい。。。

市営住宅の屋根貸しも、既設分については

------------
●住民合意が必要
●工事期間中の騒音・振動対策が必要
------------
等の問題を考えると、推進するのは難しいようなんですよね。
ただ新設・改修される市営住宅時については、こうした問題はありません。
なので、市営住宅を新設・改修する際には屋根貸しを前提とするよう提言もしています。
とはいえ、これが進んだとしても効果は限定的だと思うんですよね。

う~ん、なかなか期待するほどの効果はないもんやなあ。。
地熱発電も、あかんかったしなあ。。。
  ↓
【ご参考】
西宮市における地熱発電の可能性とは? ・・・ちょっと無理っぽいな、という感じを抱きつつ。。。@2015年2月のブログ

現状を見る限り、言うは易し...の再生エネルギー。
とは言うものの、今後の技術開発の動向等によっても状況は大きく変わってくることと思います。

引き続き、今後の状況を見守るとともに、積極的な提言に努めてまいります。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。