桜 まだかな

仕事が早く片付いたので、まだ明るいうちに帰途に着きました。

桜の木の下でうろうろしながら枝を見上げては咲いているところがないか探しながら帰りました。
近所の桜のつぼみはかなり大きくなり、ピンク色が今にもこぼれ落ちてきそうになっていましたが、
今日はまだ咲いている桜は見つけられませんでした。

代わりに近所の和菓子屋さんでさくら(生菓子)を買ってきました。

私は和菓子の季節の生菓子を見るのが好きです。
和菓子には洋菓子のような派手さは無いけれど、1つの表現としては洋菓子に勝る文化だと思います。

手のひらサイズの小さな1つのかたまりで季節を表現する和菓子。
シンプルだけど、1つの和菓子…例えば、「さくらの花びら」を見ることで、
その周りの風景を想像し季節を感じて豊かな気持ちになることができます。

和菓子で想像の春を楽しみながら、本物の桜の開花を待ちたいと思います。
(子)