遊び人親子の日記

親子で綴る気まぐれ日記です。

母娘旅(スペイン編-⑥)

2013年10月29日 17時34分57秒 | スペイン(2013年10月)
  
  10月14日(月)観光3日目
  コルドバでメスキータを見学、までが前回でしたね。
  ここで〈コルドバ〉について少し・・・
  
  コルドバは人口30万弱、セビーリャ、マラガに次ぐ
  アンダルシア第3の都市です。
  グアダルキビル川の左側に歴史地区があります。
  ローマ時代に属州ヒスパニカ・バエティカの首都として、
  哲学者セネカなど、多くの学者や詩人を輩出する、ローマ文化の
  中心地として栄えました。
  711年にイベリア半島に侵攻したイスラム教徒は、占領した土地を
  「アル・アンダルス」と呼び、その首都をコルドバに置きました。
  アブド・アッラフマーン3世時代(929年即位)に、人口50万人、
  町には300ものモスクが建てられ、全盛期を迎え、東ローマ帝国の
  首都だったコンスタンティノープルとその繁栄を競った。
  ヨーロッパが暗黒の中世と言われた時代にあって、コルドバには
  イスラム教とともに、古代ギリシアやローマの文献がアラビア語に
  よって伝えられ、それを学ぼうと各地から多くの人々が集まり、
  モスクの中に、スペイン最初のマドラサ(学院)が設けられた。
  ここで、11世紀~13世紀に多くの学問がラテン語に翻訳され、
  アリストテレスやプトレマイオスの業績が後世に伝えられた。

  そんな貴重な歴史を秘めた〈コルドバ〉ですが、
  現在は世界遺産メスキータやユダヤ人街、パティオ祭りなどの
  観光で成り立っているこじんまりした地方都市という印象でした。
  
  では、娘が憧れていた『花の小径』のあるユダヤ人街の
  散策を開始しましょう。
      
  花の小径は写真などで有名なので、この一画は外国からの観光客で  
  溢れていて、ラッシュ状態でしたねえ。。。
  あ~これが、あの“花の小径”ですか~↓
      
  『花の小径』のベストショットポイントらしく大混雑↓
       
  背が低いと人の頭しか撮れない。。。
  大混雑の中で、頑張って撮ってた娘の『花の小径』↓ 偉い!頭が写ってない!
       
  我がグループ、ここは早々に退散、、、
  隣の小径を歩きます・・
  小径沿いにはお土産屋さんがズラーリと並んでます
      
  立ち寄ってお土産物色したいな~
  でも、うちの添乗員さんは脇目もふらずスタスタと行っちゃう
     
  面白そう~
     
  わ~、おいてかないで~
  でも興味ある家が多く 
  階段は大理石とタイル 
  母と娘は、よそのお宅のパティオやタベルナを覗きながら
  早足で必死に我がグループを追いかけました~
      
     
  こういう歴史地区は日本にないんだから、
  もっとゆっくりお茶したりしながら歩きたいよね~・・・
  (ほんとツアー向きじゃない母娘なもんで困ったもんです)
  スタスタと街を駆け抜けた我々一行は、本日の昼食のお店に予定通り到着。
    
  このお店も由緒ありそうな造り、なかなか素敵ですよ♪
  ここでは、コルドバ名物「オックステールの煮込み」を頂きます。
  入り口横のタペストリーは皮細工↓
      
  入って右手にはバーカウンター↓ いい雰囲気です
     
  
  パティオ(中庭)にもテーブルがあり、他の日本人観光客で賑やか・・・
      
  我々グループは二階の部屋です。
  パティオの上はガラスドーム
  部屋の天井↓
     
  ランチ一皿目はサラダです
      
  オックステールの煮込み↓ 柔らかく煮込んであり、味はほぼビーフシチュー、美味しいです
      
  デザートはメロン↓ 甘くさっぱりしてお口直しにぴったり
         
  出発するので、早くトイレを済ませるように、、、と言われたけど
  一階の日本人も二階のトイレに来たので、ここでも行列が、、、忙しいな~
  お店のガイドブック貰えばよかった・・・
      
  とにかく、ごちそうさまでした。母は完食!(娘は残してたけど)
  レストラン外観↓
    
  
  ここからバスが待っている場所まで少しだけ食後の散歩
  鈴懸の木↓ 熟しているの母は初めて見ました
     
    
  ローマ時代の遺跡がこうして町のあちこちに残っています
     
  あれがミラフローレス橋でしょうか?(集団の後方にいると説明聞けませんね)
     
  バスに乗りこみ、コルドバをあとに・・・
      

  これからバスは、3時間かけて、
  深い峡谷をつなぐヌエボ橋がシンボルの町〈ロンダ〉へ向かいます。
  満腹でバスに揺られ、車中の皆さんもシエスタタイムのようです。
  前を走るトラックに興味を持った母が撮影↓
  “BINBO”だって、、、
   「ビンボー」って読むんだったら、母は親近感が湧くな~。
   何の会社かな?と思ってたら、
   バルセロナとかでも見かけました。
   どうやらお菓子の会社らしいです。
   どうでもいい・・・?はい、そうですね。
     
   道中、すっごくいっぱい風車があり、回っていましたよ。
           
  連なる丘に延々と風車が回っています 
  
  日本みたいに高い山じゃなく、丘が多いですね~
  スペインは、ドン・キホーテの昔から風車が好きな国なのか・・・
   白い町があちらこちらに見えてきます。さすがアンダルシアだわ~
        
  3時間バスで揺られ(1回トイレ休憩あり)やっとロンダ到着!
       

   つづく
      母
  
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スクール 火曜版 | トップ | 母娘旅(スペイン編-⑦) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

スペイン(2013年10月)」カテゴリの最新記事