遊び人親子の日記

親子で綴る気まぐれ日記です。

東北関東大震災日記 1

2011年03月15日 10時18分44秒 | 雑記
3/15(火)東京は小雨がぱらついています。

3/11、東北関東大震災の発生時、母は東京駅で、子はアパートにおりました。
子のアパートは昨年の断捨離の成果もあったのか、
あまり物が落ちることもなく、何も壊れたりせず無事でした。
母は東京駅構内の誘導で一時新幹線に避難、しばらくして再度新幹線から出されたそうです。

子はそのまま同じく東北出身のベースさんのお家に様子を見に行き合流。
お互いの無事を喜んだものの、ラジオを聞いたりテレビで惨状を見て、不安な一夜を過ごしました。
母は東京駅近辺で交通網の混乱に巻き込まれ、
多くの人々と寒い中駅構内や駅近辺で眠れぬ夜を明かしました。

母は翌朝混雑に巻き込まれながらもなんとか電車で子のアパートへ。
現在は子と一緒に暮らしています。
元々学生用の小さなアパートなので不便だとは思いますが、なんとかやっています。
東京では輪番停電(電力の供給が追いつかない場合、地域ごとに時間を決めて停電する)を14日から実施。
住民によって食料や水などの買い込みが行われて店頭は品薄になっています。
電力の供給が追いつけば停電されない場合もあり、かえって混乱しています。
電車も通常通りには動いておらず、14日は帰宅時に混雑があったとテレビでも報道されていました。

東北の食料不足、寒さが心配です。
おそらく祖母や叔父叔母などの地域は電気も通っておらず、現在は連絡手段がありません。
冷え込みが厳しい中、食料も減ってしまえば本震をなんとか耐えた人々の命も助かりません。

被害のない地域の方々には、ご不便をかけるかもしれませんが、一日も早く救援がより多くの人々に届くよう、
今は少し我慢をしてでも出来る限り被災地への支援を願いたいと思います。
命さえ助かればいつかきっと復興してその他の地域が困った時に貢献できるはずです。

私も出来る限りのことをして、自分と母で励ましあいながら過ごします。
母は友人の皆様にお世話になって実家の様子を見て頂き、本当に助かりました。
今もやはり実家へ帰りたいようですが、
子としては難民を増やすよりなるべく東北の被災者の救助が済んで落ち着いてから行って欲しいと思っています。
どちらにしても我々は命があるだけでも本当に良かったです。

買い占めは行われていると言っても、この地域ではきちんと行列を作って並ぶなど皆さん秩序を保っています。
仙台の友人に電話をしたところ、被災地の仙台でも、5時間待ちでも行列を作って並んでいると聞きました。
日本人の優しさや思いやり、道徳観、秩序をまもる冷静な姿勢を最後まで保っていければいいなと思います。

前回の記事は娘が携帯で行いました。
こちらも節電のため家電類の利用を最小限にし、書き込みは行わず様子を見ていました。
コメント公開や簡単な書き込みは携帯から行います。

本日の写真は、3/13に撮影した近所の道端のお花です。
早くあたたかくなりますように。
(子)
コメント
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