ブログ 「ごまめの歯軋り」

読書子のための、政治・経済・社会・文化・科学・生命の議論の場

CD 今日の一枚 ヴィヴァルディ「チェロと通奏低音のための六つのソナタ」

2008年06月25日 | 音楽
ヴィヴァルディ「チェロと通奏低音のための六つのソナタ」
チェロ:アンナ・ビルスマ チェロ2:鈴木秀美 チェンバロ:ジャック・オッホ
 DDD 1986 DHM(deutsche harmonia mundi)

ヴィヴァルディは全9曲のチェロのためのソナタを作曲した。緩ー急ー緩ー急の協会ソナタである。優雅で厳粛な雰囲気の曲である。1740年ごろの作品といわれ、作品14の1から6(RV47、41、43、45、40、46)と別にRV44、39,42の三曲である。この作品14をバロック時代の絶頂の作品と評する人もいた。本CDには作品14の2,3,5の三曲とRV44、39,42の三曲を収録している。確かに前半の作品14の曲の華やかさに較べると、別の三曲は大きく異なる曲風であった。

初夏の京都写真集 「北白川口 子安観音」

2008年06月25日 | 京都案内
今出川通りから北白川にむかう旧道のいり口でその角に「子安観音」が祭られ、村人の信仰を集めておりました。大きなお地蔵さんかと見間違います。石の形は磨り減って、頭と体の造形を残しているばかりです。前の立て板に御詠歌が書いてありました。「みちばたの かわにはさまれ ひがしむき あさひをうける 子安観音」 

京都の仏像 光明寺 「千手観音立像」

2008年06月25日 | 京都案内
光明寺 「千手観音立像」 重要文化財

像高さ162cmの人間等寸大の一本作り木像 平安時代前期の作 重要文化財 千手を42本の腕で表すものが多い 各々の手に色々な物を持たせている 重量感と安定感(ずっしり感)の体躯
光明寺 
京都長岡京の光明寺の建立は法然上人の弟子になった蓮生(熊谷直実)が、ここ長岡京粟生野の地が法然上人がかつて南無阿弥陀仏の専修念仏の説法を最初に行った地であることを思い、 1198年にこの場所に念仏往生院の建立を行ったのが光明寺の始まりとされているそうです。また熊谷直実は平家物語の敦盛の討ち取りで源氏方の武将です。有名な長岡京の光明寺は紅葉の見事さで、紅葉の名所ぞろいの京都でも屈指の素晴らしいところです。有名なのは光明寺の山門(薬医門)の紅葉参道です。