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京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

12月17日放送分のプリキュアの話を、12月25日に書いてます。

2023-12-25 20:10:17 | プリキュア話

今日は12月25日(月)、クリスマスです。昨日、つまりクリスマスイブは、我が娘の19歳の誕生日。気づけば大学1年生、ほんとうに大きくなりました。ちなみに私がブログをはじめた時期は、ちょうど娘が生まれる前。なので、ブログももう19年もやってることになりますね。

それはさておき、まだ12月17日放送分のプリキュアの話を書いていなかったので、今日書きます。やっぱりこの間も学内・学外でなにかとやることが多かったのと、寒暖差がはげしくてそれだけで疲れてることもあって、なかなかブログの更新まで手が回りませんでした。実は昨日、クリスマスイブ放送分のプリキュアもまだ見ていないので、今週中に時間を見つけて、動画配信で見なければ…というところです。

さて、12月17日放送分は、12月10日分の話の続きです。今年のプリキュアの物語の「謎解き」がよりいっそう進んだ回といえばいいでしょうか。

この日の放送分は、まずはキュアノーブルとカイザー・アンダークのたたかいの場面から始まります。ランボーグを浄化しようとするキュアノーブルに対して、プニバード族の村を襲うカイザー。そんなカイザーに「力がすべてではない。まちがっている」というキュアノーブル。

そんななか、スキアヘッドはカイゼリン・アンダークに、自分たちがアンダークエナジーから生まれたということ、力が全てだということを伝えます。その話が信じられないカイゼリンは、「お父さまやめましょう」と、カイザーが街を破壊しようとするのを止めます。でもカイザーは「力がすべて。トンネルをつくって、スカイランドに攻め込む」と答えます。

一方、まちを壊されたプニバード族に、ソラちゃん(キュアスカイ)はプリンセスの街に来るように声をかけます。プリンセスの街では、ましろちゃん(キュアプリズム)が「くもパン」を売り、ソラちゃんはまちの人に頼まれて、スカイランドの拳法で大きな岩を割ります。いま、スカイランドはまちの復興の真っ最中です。

そんなスカイランドのまちに、カイゼリンが現れます。そんなカイゼリンに、プニバード族の「不良」がからみます。それを、プリンセスが止めます。「街に来たい人はすべて受け入れているので…」といって謝るプリンセスに、カイゼリンは「力がすべてなのか?」と問います。プリンsネスが「たたかいが生み出すのは涙だけ」と答えたとき、カイゼリンは「大切なお話があります」と。実はカイゼリンは「たたかいを終わりにしたい」と伝えに来たのです。「自分が父親(カイザー)を説得するので、おわりにしたい」というカイゼリンに、プリンセスは「あなたを信じる」と伝えます。そのプリンセスを、ソラちゃん・ましろちゃんは信じようとします。

でも「父を説得して、話し合いの場をつくる」つもりのカイゼリンを、カイザーとスキアヘッドは「それでたたかいを終わらせるつもりか?」といって閉じ込めます。一方、プリンセスは「これがもしもワナだったら…」と思い始めます。そんなときカイザーとスキアヘッドはランボーグをつかって、再びスカイランドのまちを攻撃します。プリンセスはキュアノーブルに変身し、カイザーとたたかいはじめます。その間、ソラちゃん・ましろちゃんも「弱い者いじめはやめなさい」といって、ランボーグをおびきだしてやっつけようとします。

キュアノーブルとカイザーは再び対決しはじめます。キュアノーブルが多数のランボーグにとりかこまれて窮地におちいり、マジックアワーズエンドという技で切り抜けようとしたとき…。カイゼリンがカイザーの前に割って入り、自分を傷つけるかたちでキュアノーブルの技を受けとめます。「父を守れた。力がすべてではないことに気付いて…。お父さまを許して」というカイゼリンに対して、キュアノーブルは「なんということをしたのか…」と悔やみます。そのうえでカイザーに対して、「アンダークエナジーでこの傷をふさいで」と頼みます。すると、傷ついたカイゼリンが治り、目が覚めます。キュアノーブルの姿からもとに戻ったプリンセスは、「自分は怒りに任せて誤ってしまった。たたかいが生み出すのは涙だけだと気づいた。たたかいを終わらせたい。和平をしましょう」とカイザーに伝えます。すると夜と朝の間の美しい時間になって、カイザーとプリンセスの間で和平が結ばれます。

・・・ここまでの話は、プリキュアたち5人が合体技を出すときに使う「マジェスティ・クルニクルン」が語ったもの。本のかたちをした「マジェスティ・クルニクルン」が、過去の物語を語り終えたとき、目の前にはスカイランドを攻撃するカイゼリンが現れます。

そんなカイゼリンに、ソラちゃん・ましろちゃんは「伝説のプリキュアに出会って、あなたはかつて、たたかいをおわらせた。何があなたを変えたのか?」と問いかけます。カイゼリンは「無駄話をやめて、自分の前から消えろ!」といって攻撃をしかけます。ここでツバサくん(キュアウィング)やアゲハさん(キュアバタフライ)、エル(キュアマジェスティ)も合流。5人のプリキュアが変身します。

変身後「何度攻撃しても同じ。あなたなら話し合える。黙らない! 怒りが生み出すのは涙だけ」というプリキュアたち。そんなプリキュアたち5人の合体技で、過去に閉じたはずのカイゼリンの傷口が開きます。その様子を見て、スキアヘッドが「あなたをお守りする」といって、カイゼリンを連れ去ります。「カイゼリンはなぜ変わってしまったのか?」というキュアスカイに対して、キュアマジェスティは「もう一度、次に会ったときに話せばいい」と伝えます。

この物語の展開でもわかるように、やはり今年のプリキュアは「敵との和解」や「怒りを鎮める」といったことがキーワードになるようですね。「怒りが生み出すのは涙だけ」とか、「夜と朝のあいだの美しい時間の和平」「傷ついた部分を癒すために必要な暗闇」など、今回の放送分には、今年の物語を象徴するような場面も描かれていたように思います。これから年末年始をはさんで最終回まで一気に物語がすすむと思いますが…。プリキュアたちがどのようにアンダーク帝国の人々と和解していくのか、その様子を見守りたいと思います。

ちなみに昨日(12月24日=クリスマスイブ)放送分は、スカイランドの人たちをプリキュアたちが元気づけるためのクリスマスパーティーの話。エンディングのダンスはキュアバタフライでした。ということで、まずは12月17日分のプリキュアの話、おわります。


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