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京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

今日(12月10日)のプリキュアの話です。

2023-12-10 18:13:56 | プリキュア話

今日(12月10日)は、朝8時半からの放送は寝ていて見られなかったものの、夕方、動画配信でプリキュアを見ました。さっそく今日、放送分の内容を紹介しておきます。

このところのプリキュアは、敵であるアンダーグ帝国の謎解きや、敵との対話・和解を求めて動いているようです。今回の物語は次回とあわせて、その「謎解き」や「対話・和解」のきっかけにつながる物語になるようです。

今回放送分は、まず、アンダーク帝国のスキアヘッドが誰かと話している場面からはじまります。前回、アンダークエナジーに染まった紋田(バッタモンダー)をプリキュアたちが救ったことに、スキアヘッドは驚きを隠せない様子。そのスキアヘッドを見て、何者かが「私が戦場に出る」といいます。それを止めようとするスキアヘッドに、「私にはお前しかいない」というその何者…。

一方、スカイランドの東の草原に怪しいトンネルが現れたと聞き、プリキュアたちは遊覧鳥に乗って駆け付けます。そこではスカイランドの青の護衛隊がやられていて、何者かがスカイランドに侵入したと伝えられます。プリキュアたちはその後、怪しいトンネルのところへ向かいます。そのトンネルのあった場所は岬のようなところですが…。そこには誰かが先に来ていました。その誰かはスカイランドの城を見ながら、空から降る雨を「悲しみの涙」と言います。

その誰かとは…。先ほどスキアヘッドに話をしていた人物、アンダーグ帝国の支配者、カイゼリン・アンダークでした。カイゼリンは自分の力でプリキュアたちを吹き飛ばし、「300年待ったぞプリンセス、あのときの恨みをはらす」といって、プリンセス・エルに近づきます。「エルちゃんに近づくな!」というプリキュアたち。そのなかで「なにか心あたりある、エルちゃん?」と聞くアゲハさん(キュアバタフライ)。当然、まだまだ赤ちゃんのエルは「ぜんぜん、わからない!」と言います。そこでプリキュアたち5人は変身して、カイゼリンと対決します。

カイゼリンとの対決の前に、キュアスカイは「教えてほしい。なぜスカイランドを襲うのか? 闘わなくてもいい方法があるのでは?」と尋ねます。でもカイゼリンは「自分が指を鳴らせばランボーグがくる。そうすると街は滅ぶ。お前たちの最強の力で私を止めろ」と言います。そこでプリキュアたちは5人の合体技を出しますが、逆にカイゼリンたちに倒されてしまいます。

他のプリキュアたちが倒れているなかで、エルだけが無事な姿を見て、カイゼリンがやってきます。「お前がすべて悪い。話は終わりだ」とエルにカイゼリンが伝えたとき、なぜか時が止まり、地面が光ります。そのなかでエルだけが動けたので、エルは変身前の姿にもどったソラちゃん(キュアスカイ)、ましろちゃん(キュアプリズム)を起こします。そのとき、プリキュア5人の合体技に使う「マジェスティ・クルニクルン」という本が光ります。

本が光ったあと、エル・ソラちゃん・ましろちゃんの3人は、見たこともない街のなかへ。その街のなかでお姫様に出会います。そのお姫様の名前は、プリンセス・エルレイン。また、見たこともないその街は、300年前のスカイランド(スカイランド暦551年の街だそうです)。そして、エルレインに連れられて3人はお城に行き、伝説の話をします。

その伝説とは…。かつて嵐の夜、スカイランドに魔物が攻めてきて、ヒーローがみんなの笑顔を守るためにたたかったこと。そのヒーローがプリキュアで、スカイランドを救ったこと。みんなの力で魔物を倒したことです。300年後のスカイランドに残る伝説=551年のスカイランドにとっては「これから来る話」を、ソラちゃんたちはエルレインに伝えます。その証拠として自分たちがプリキュアだってことをソラちゃんたちはエルレインに見せようとしますが、なぜか変身がうまくいきません。その後「お城で休んでください」とエルレインに言われて、3人はお城の部屋で寝ることに。エルレインから「未来のスカイランドはどんな国?」と尋ねられて、ソラちゃん・ましろちゃんは「いい国。みんなやさしくて仲良し。だから守りたい。そのためにプリキュアがたたかっている」と答えます。

さて、エルレインのお城でソラちゃんたちが休んでいると、カイザー・アンダークと名乗る人物とランボーグがスカイランドに現れます。変身ができないソラちゃんは「それでもできることがあるはず」といって、洗濯物を干すロープでランボーグの足をしばったり、街の人を安全な場所へ逃がすよう誘導したりします。「立ち止まるな、ヒーローガール」ということばが、ソラちゃんの心の中で浮かんでいるようです。ただ、カイザーにアンダークエナジーを注入されて、ランボーグが巨大化します。その巨大化したランボーグに襲われそうになったところへましろちゃんが現れ、ソラちゃんは間一髪助かります。

街の人たちが安全な場所に避難したあと、ふと街をみると、ランボーグに街は破壊されています。「もうだめだ。逃げ場がない」と人々が思ったとき、エルレインがスカイランドの岬みたいな場所に向かいます。そこで「みんなの笑顔を取り戻す」ことを強く願ったとき、エルレインが伝説のプリキュア、キュアノーブルに変身します。なんと古のプリキュア・キュアノーブルは、プリンセス・エルレインだったのです。

一方、カイザー・アンダークに「お父さま」と声をかける女の子がいます。その女の子は、カイゼリン・アンダーク。そしてその女の子の脇には、教育係のスキアヘッドがいます。カイゼリンはカイザーに「帝国へもどりましょう。たたかいが生むのは涙だけ」と声をかけます。

…という具合に、今回放送分はアンダーク帝国とスカイランドの300年前の姿、300年前のプリキュア登場の話が描かれました。また、その300年前のアンダーク帝国もまた、ランボーグとアンダークエナジーを使って他の国を攻めていたようですね。ただ、300年前のアンダーク帝国では、少女カイゼリンはなんだか、たたかうことを嫌っている様子。そのたたかいが嫌いな少女が、なぜアンダーク帝国の支配者になったのか? そこが次回の物語のテーマになるようです。

ちなみに次回予告によると、次回もまた300年前のスカイランドの話の続きで、伝説のプリキュアのことと「アンダーク帝国のやさしい少女(=おそらくカイゼリン)」がテーマになるようです。あと、今回のエンディングのダンスは、キュアマジェスティでした。ということで、今日のプリキュアの話、おわります。


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