今日は久々のお休み。なので、やっとこの前の日曜日、9月22日分のプリキュアを見ることができました。この前の日曜日は入試業務で、大学に出勤していました。最近はプリキュアの公式サイトから前の週の放送分を動画配信(ただし1週間限定)してくれているので、たいへん助かります。
さて、今週は夏休み明けに学校が再開され、それぞれに用事を済まさなくちゃいけなくなったプリキュアたちを、自分でワープする力をつけけどうまくコントロールできない妖精フワが困らせる…という物語でしたね。
このあたりは幼い子と日々かかわっている保護者たちの気分をうまくくすぐるような、そんな物語になっているような気がしました。幼児たちが「お手伝いする~」とかいってやらせてみても、「あ~あ~これじゃあ自分がやったほうが早いわ~」なんてことは、お子さんたちとかかわっている保護者のみなさん、一度や二度、経験したことあるでしょうから。
今回の物語の始まりの時点では、まず、ひかる(キュアスター)とララ(キュアミルキー)はまだ宿題が残っている…。まどか(キュアセレーネ)は生徒会の活動に追われ…。エレナ(キュアソレイユ)は家の手伝いに忙しいという状態です。
ちなみに、この「宿題おわってない」ネタは、毎年9月のプリキュアではよく登場するネタですね。ただ、ララは宇宙船のAIにタスク管理してもらっていたので、苦手な数学の宿題だけが残っている状態。一方、ひかるは8月中のプリキュアで出会った宇宙人たちを絵日記風に紹介するのに夢中になって、他の宿題が一切手をつけられなかったという状態です。
一方、星空界を救うために、プリンセスたちに言われた「トゥインクルイマジネーション」を探したいフワは、自分で動き回る。一角獣の姿になって、自分でワープする力をつけたけど、フワにはまだそのワープする力がコントロールできません。自分でもどこへ飛んでいくのかわからないような、そんな状態です。
そして、トゥインクルイマジネーションに関する情報は、星空連合加盟の星々からは見つからない。そのことをララ(キュアミルキー)の宇宙船のAIとたこ足の宇宙人・プルンス、そしてユニ(キュアコスモ)が確認しました。まったく手がかりなし…ということで、「宇宙のことならなんでも知ってる魔法使いみたいな人に聞いてみよう」と思いたち、フワは遼太郎じいさんの天文台に行きます。そこへ5人のプリキュアたちも集まってきます。
ここでひかるはフワに「どうして勝手なことするの?」といいますが、「勝手なことじゃない、なにもわかってない」というフワは言い返します。そして、ひかるの飼い犬・イエティといっしょに、フワはまたワープをします。
ただ…。フワがイエティといっしょにワープをして、失敗して落ちた池に、プリキュアたちの敵・カッパードが現れます。また、カッパードがイエティからゆがんだイマジネーションをとりだして、プリキュアたちと戦うときの盾を創り出してしまいます。
そのあとイエティを守ろうとして、フワが倒されたときに、プリキュア5人が追いつきます。そこでフワは「みんなの役に立ちたかった…」と一言。プリキュアたちは「トゥインクルイマジネーションさがしたいけど、いまは他のことも大事」と一言。そしてひかるは、「フワの気持ち考えてあげられなかった。イエティは私たちが助ける」と言い、ここから5人はプリキュアに変身して、カッパードたちとたたかいます。
ですが…。キュアスターがカッパードに攻め込まれ、追いつめられます。そこで再び「フワもみんなを助けたい」と言って、再度、ワープしてカッパードに体当たりします。今度はワープが成功し、「フワも仲間」と。ここからフワと5人のプリキュアの思いを重ねて、合体させた技・「スタートゥインクルイマジネーション」が出ます。
・・・ということは、もしかしたら、この「スタートゥインクルイマジネーション」という思いを重ねた技こそ、プリンセスたちがフワと5人のプリキュアに「探せ」と言っていたものかもしれませんね。
まあ、この合体技が効いたおかげでカッパードは退散、イエティは無事に戻ってきます。そのあと、もう一度ひかるは「フワ、あぶないことしちゃだめだよ」と。他のプリキュアはフワに対して「育ての親(=ひかる)にそっくり)」と言います。そして、ここであらためてひかるは「宿題、まだおわってない」と言い、フワがワープで学校に戻そうとするのですが…。失敗してひかるの家に落ちる、というところで今回の放送分は終わりですね。
まぁ、たわいない話といえばそれまでなんですが、どうやら12星座のプリンセスたちに「探せ」と言われた「トゥインクルイマジネーション」は、プリキュア5人とフワの思いを重ねるなかで見つけられそうな、そんな予感だけはしてきました。あした以降のプリキュアで、このあたりがどう詰められていくのか、楽しみにしています。
なお、あした9月29日の放送分では、サボテン星人といって、地球人とは言葉の通じない星空連合の視察員が来るという物語のようです。