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できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

近況報告を兼ねて

2010-08-11 18:35:43 | 受験・学校

また10日ほど、更新が途切れました。久しぶりの更新になります。

今頃は大阪市内・大阪府内の各地区で子ども会等に取り組んでいる人たちは、キャンプ・まつりなど、夏休みのさまざまなイベントごとに追われている頃ではないかと思います。連日、暑い中、ごくろうさまです。このところ毎回書いているように思いますが、くれぐれも熱中症には気をつけてください。こまめな休憩と水分補給で、熱中症はかなり防ぐことができるので。

ちなみに、私もひとつ、ある地区の子ども会のキャンプに誘われていたのですが、どうしても抜けられない会合が入っていたので、そっちを優先することになりました。たいへん申し訳ないです。できれば、来年はこの時期、あちこちに動けるように予定を空けておきたいと思います。

それから、先日お伝えした調査研究プロジェクトの報告書ですが、すでに印刷・製本が終了し、関係各方面に配布されはじめました。私の手元にも10冊、昨日、届きました。もしもこのブログを見ている方で報告書を見たい、読んでみたいという方がいらっしゃるようでしたら、私宛に連絡をいただくか、もしくは(社)解放・人権研究所に問い合わせてください。たしか1冊につき千円程度で配布しているはずです。

ほんとうのことをいうと、この間、お世話になった人たちのところを一軒一軒訪ね歩いて、近況を確認しながら報告書をお渡しするのが筋なんでしょうけど・・・・。それができずに、研究所経由での配布(郵送等)になってしまって、申し訳ありません。

ちなみに、報告書のタイトルは『できることを、できる人が、できるかたちで』にしました。ある意味で、この青少年会館条例廃止からの3年間、大阪市内の各地区で活動中の人々に、私たちの調査研究プロジェクトから言い続けたことは、このことに集約されます。また、地元の人々の側からも、たとえば西成地区「スプッチ」のおとなたちのように、この言葉を手掛かりにして、子どもたちのさまざまな活動を考えて、取り組んでこられたサークルも出てきました。だから、私たちが地元の人々といっしょになって取り組んできたこと、それを象徴するタイトルを報告書につけたくて、このブログと同じ名前になりました。

あと、(社)解放・人権研究所の紀要『解放研究』にも、この3年間のプロジェクトの取り組みをコンパクトにまとめた論文を1本、書きました。しめきりを1週間以上も延ばしてもらっての執筆なので、編集者の方にご迷惑をおかけして、ほんとうに申し訳なかったのですが・・・・。

ただ、こちらの論文については、ある意味で私の方から、今の解放教育・人権教育の主軸ともいうべき研究者などへの「問題提起」的なまとめ方をしました。正直なところ、大阪市内の各地区で3年間、地元の人たちといっしょに苦労してきた経験をふまえると、「ずいぶん、私が求めているのとはちがうところで、いろんな研究や議論をしているなぁ・・・・」という印象が強いので。こちらの論文のほうも、できあがったらまた、このブログでお知らせします。

というような次第で、まずは近況報告でした。あしたからようやく、私も本業が一応「夏休み」に入ります。ブログの更新や、その前提になるいろんな勉強なども、これからしばらくの間、集中してできます。なるべくこまめに更新しますので、今しばらくおまちください。

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