tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

外郎売は歌舞伎十八番で・・・

2016-03-15 17:26:08 | 東海道五十三次の旅
3月15日(火)
昨日の雨が嘘のように晴れ上がっておりますが、Winndos10騒動はまだ続いております。
何でアップグレードしたのか今も謎のままです。

大學は春休中ですのでお稽古はお休みです。

   
   外郎(ういろ)

小田原で買って来た薬の外郎です。
以前は、直接買う事が出来なかったそうですが、「最近はお店に行けば買えますからどうぞ・・・」とガイドさんが言っておりました。

語源由来辞典によると、薬の名は、律令で定められた定員外の官を意味する中国の官僚の名「員外郎(いんがいろう)」からとられた。
陳宗敬が中国から帰化した際に、家名を「外郎」と称したため薬の名前になったと云われております。

「外」を「うい」と読むのは唐音であって、大磯の鴨立庵を建てたのも子孫である崇雪であって、湘南の名付け親でもある。

   
   歌舞伎十八番「外郎売」~国立国会図書館貴重書画データベース~

市川団十郎が、声が出なくなった時に外郎を飲んで声が出るようになった事から出来上がった歌舞伎だそうで、団十郎が「大いに宣伝するから」と云ったところ「うちは宣伝しなくても売れるから結構です」と断ったという話をガイドさんがさり気なくしておりました。

その他にも、弥次喜多の話にも外郎が登場して、薬をお菓子と間違えて食べるくだりがあります。
お菓子よりもっと驚いたのが店の作りだったと云われております。

今でも再建されお店にビックリです。
また、この外郎売はアナンサーの訓練に使われているそうです。

コメント
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