tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

道具の整理は・・・

2015-07-30 17:12:30 | 茶の湯
7月30日(木)
昨日と同じで朝から風も無く、ムシムシとまとわりつくような暑さです。
この湿気がこたえます。

今日から少しずつ道具の整理をして行こうと決めて取り掛かりました。
何をするかと云えば、道具の写真を撮って箱に張り付けながら、リストを作ろうと思っております。

   

   信楽焼

この花入れは、数ある花入れの中で最も好きなもので、今までも、お茶会ではよく使った花入れです。
この花入は、信楽焼きに全身全霊を打ち込んでいる友人が、「もう二度と取れないと思う」と云った花入れです。

今でも、我が家に来ると見せて欲しいと云います。
箱から出すと、暫く触ったり置いて眺めたりしております。

友人は今でも、「あの花入れ・・・」と時々言います。
本当は手元に置いて置きたかったのでしょうが、作品を作り、それを売って生計を立てている事を思えば、これは仕方がない事です。

それでも、私のところに来ているのですから、時々会う事が出来ますから・・・。

   

   砧
信楽焼は夏の茶席には暑苦しいと敬遠する方もおりますが、たっぷりと水を含ませた信楽焼に野の花を生けると、夏の暑さなど忘れてしまいそうになります。
花入はよほどの特徴でもない限り、道具の取り合わせにはあまり関わらない道具ではないかと思います。

砧などのように、はっきりとした形があれば、秋や物語などを題材にした趣向に取り合わせやすいのでしょうが、中々そういった花入れは見かけないようです。

この砧もお茶会で度々使いました。やはり秋の茶会でした・・・。
砧は秋と決めつけてはいけない・・・と思っております。

   

   雨蛙

夕方、野草棚で水をやっていると、ワタナベ草の葉に雨蛙が止まっておりました。
水を掛けても暫く動かずじっとしておりましたが、さすがにひっと飛びで隣の鉢に移動して行きました。

春先には土のような茶色でしたが、今は立派な緑色の雨蛙です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする