tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

梅雨だから「聴雨観風」で・・・

2015-07-04 18:07:41 | 茶の湯
7月4日(土)
梅雨空に更に雲が垂れ込めたような一日でした。
今日は自宅でお稽古でした。

   

   花

花は、カリガネソウ・半夏生・八丈イトススキの3種です。
ちょっと地味かなと思っておりましたが、意外に床の間に馴染んで見えました。

カリガネソウは、触って揺れたりすると嫌な臭いではありませんが、かなり強い香りがいたします。
茶花は、匂いの強いものは禁花とされておりますが、床の間では揺れる事もありませんし、楚々とした姿が涼やかな風情を醸し出しおります。と、自画自賛しております。

   

   軸

軸は「聴雨観風」で伝衣老大師の筆によります。
読んだ通り、見た通りで、「雨を聴き風を観なさい」こんな意味でしょうか・・・

聴雨から始まり、中々雨の軸から離れられませんが、もう直ぐ七夕ですので、きれいな天の川を見たいものです。


   
   
   お菓子

お菓子屋さんが届けてくれたお菓子は「紫陽花」で、見た目も涼しく、今の時季らしいお菓子です。
きんとんですから、誰もが想像する味の美味しいお菓子です。

   
   

   一服

今週も終りました。
お稽古がおわり、皆さんが帰った後で、同じお菓子を頂いて飲む一服は心安らぐ芳醇なお抹茶を頂く幸せを感じずにはおられません。

一週間が終りました。

コメント (2)
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