tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

土用の丑の日は紫陽花を・・・

2015-07-24 19:11:19 | 茶の湯
7月24日(金)土用の丑の日
昨日が大暑で今日は土用の丑の日。
夏も本番と云ったところです。

今日は自宅でのお稽古でいた。
今朝早起きして、公園の片隅に忘れ去られたような紫陽花の花を頂いて来ました。

 

   紫陽花

「土用の丑の日の午前中に切った紫陽花を玄関の南東の角に飾ると一年間お金に困らない」と、そんな話を聞いたのは、今から数十年も前の事です。
教えてくれたのは、昔からのしきたりや伝承などに詳しい方でしたので、我が家でもずっと続けております。

   

   床の間

軸は「滝 直下三千尺」で、今の時季の各お稽古場には必ずと云っていいほど掛けてある軸だと思います。
読んだ通りの意味で、只々涼しさを感じていただきたいと云うだけで掛けております。

東福寺文浄老師の墨蹟です。
老師がお元気だった頃、頂いたご縁で揮毫して下さったものですので、思いもひとしおです。
老師もお若くして遷化されてしまいました。

   

   花

今日の花は、先日知人が届けてくれた花を使おうと思っておりましたが、この暑さですので、さすがに可哀想で使う事は出来ませんでした。
そんな訳で、我が家の花々に床の間を飾ってもらいました。

木槿・ヒオウギスイセン・キンミズヒキ・ヤブミョウガ・イトススキの5種です。
イトススキは春に植え替えしてから成長が止まり、どうしても大きく成らずおりましたが、肥料をやったりしておりましたらやっと大きく成って使えるようになりました。

今まで、よく使っておりました「八丈糸ススキ」より葉が細いので、茶花としてはこちらの方がしっくりするかも知れません。
ただ、地植えにしていると、大きく成り過ぎてしまいますので、茶花として使いたい分にだけ鉢に移して置くと便利かも知れません。

万一枯らしてしまっても、地植えがあれば安心です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする