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tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

作陶の教室で・・・

2015-06-28 18:58:30 | 徒然日記
6月28日(日)
朝からからりと晴れわたり爽やかな一日でした。
夕方からは、強い風が吹き出しましたが、夕立にはなりませんでした。

今日は朝から、両方の大学生を連れて、友人の窯元に行って作陶を行いました。

   

   慣れない手つきで

窯元の先生の説明を聞いてから作陶を開始です。
聞くとやるとは大違いで、中々思ったようにできませんが、何とか紐状の土を積み上げて行きました。

   

   それでも

20名近い人数ですが、誰もが無言で土と向き合っております。
作陶の良い所は、「土いじりと集中」です。

土をいじっていると精神が落ち着くと云われておりますが、もともとも農耕民族であった私たちの気持ちの中に、土に馴染む気持ちがあるのかも知れません。

   

   何とか

先生に、「ずっと、いじっていると、どんどん大きくなってしまいますから・・・」と云われておりますが、案の定広がって丼ぶりのようになってしまったりしてしまいますが、そんな時は、ちょっと手助けして元に返してあげます。
土と格闘すること2時間で何とか仕上がりました。

      

   

   茶会ごっこ

午後からはお茶会ごっこです。
窯元の人達をお呼びして始まりました。

お点前は3年生を中心にすることにしております。
窯元の方々が終った後は、両の学生たちが、亭主となり客となり楽しいお遊びになりました。

こんなお茶会ごっこでも、お点前はもちろんですが、お客様でさえも楚々とした緊張感で張りつめております。
今のようなご時世で、これほどの緊張感を味わえる事の幸せを、誰もが心に刻んでほしいと思っております。

茶杓を持った手が震えたそうです・・・。