tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

茶杓の銘は死語が多い・・・

2015-06-18 18:03:08 | 茶の湯
6月18日(木)
久しぶりに雨音で目が覚めました。
やっと梅雨になったという感じです。

今日は明日からのお稽古に備えて、朝から大忙しでした。

   
   

   灰形

こちらも久しぶりの灰形です。
今までお稽古で使っておりましたのは、朝鮮風炉でしたので、割合気楽に灰を作っておりましたから、道安ではそうは行きません。

見えるとか、見えないとか考えてはいけない事は解っておりますが、どうしてもお気楽になってしまいます。

上からと正面からと撮って見ました。
五徳の位置や灰の高さなど確認するには写真が一番よく解ると思います。

今回の灰形もちょっと左へずれているように思います。
高さは直ぐに決まりますが、五徳の位置を決めるのは中々大変な事で、出来上がると位置が違うのが鮮明になるといういやらしさです。

真剣に位置を決めておりますが、情けない事です。

   
   

   正面から

昨日、大学生たちに茶杓の銘の事で話を聞いて見ると、何だか寂しくなるような結果に驚きました。
今頃の私たちは、茶杓の銘に「早乙女」「早苗」などを選んでおりますが、大学生たちが全く知らないという事には驚くばかりです。

文法や数式などは分かっても、こうした言葉は必要ではないために、知る機会がなかったのかも知れません。
丁度今、拝見のお稽古を一生懸命しておりますので、「茶杓のご銘は・・」「早乙女でございます」

こんな問答をした後、茶杓の銘の意味を聴いて見ようと思っております。
そういえば、先日「群青」です。答えた子に「群青」って知っている?と聞いた時、「分かりません」と云っていた事を思い出しました。

あの時、よく話して見るべきでした。



コメント (2)
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