tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

緑に囲まれたホテルでのお茶会は・・・

2014-07-13 17:07:48 | 茶の湯
7月13日(日)
朝から雲が広がっておりましたが、午後からはとうとう降り出しました。

今日は知人が釜を掛けるというので軽井沢まで行って来ました。
軽井沢の気温19度。緑豊かなホテルでのお茶会でした。

   

   立例席

ホテルには立派なお茶室がありますが、何百人という人数ですのでとても入りきらませんので、大きな部屋にお茶ができるようにセットをしてのおもてなしという事でした。

   

   垂發

垂發にはお家元の短冊が掛けられており、その下にはアユ籠に葉ボタンとオグラセンノウという珍しい花が生けてありました。

   

   珍しいオグラセンノウ

もう一席は、お客様は椅子に腰かけておりますが、点前座には畳を持ち込んでのお点前でした。私たちは後ろの方におりましたから、お点前は全く見る事が出来ませんでした。

   

   床の間

江月和尚筆「照徹大千界」だそうですが、残念なことに意味までは聞き取れませんでした。

江月宗玩は津田宗及の子で、9歳の時大徳寺に入って春屋宗園に仕え、のちに大徳寺、崇福寺、南宗寺などの名刹の住持を歴任し、宗旦と親交して千家復興に手を差し伸べ、大徳寺と千家との結合に大きな足跡を残し、生前から多くの茶人たちにその墨蹟を愛好されていた。(美術辞典より)

   

   床の花

末広籠にシキンカラマツ、フシグロセンノウなど信州の花々が生けてありました。大きな花入れですたが、見事に調和のとれた綺麗な花でした。

   

   林の中のレストラン

お茶席も一回に70名ほど入っておりましたから、早々と終わりましたので、林の中に立つイタリアンレストランに入りランチを頂き帰路に着きました。

緑に囲まれた素敵なホテルでのお茶会でした。




コメント (2)
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