tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

映画「利休にたずねよ」で・・・

2013-12-19 17:57:48 | 日常雑感
12月19日(木)
朝から冷たい雨が降っております。

予定していた通り「利休にたずねよ」の映画を見に行って来ました。
原作をじっくり読んでおりますのでどんな映画に仕上がっておりますか楽しみでした。

やはり劇場で見る映像は迫力があり、音響効果も相まって見ごたえのあるものでした。



入場券

原作も読まず、歴史的背景などがあまりよく解らない人には理解できないところが多くあったかと思います。
そして、最近のテレビなどでは、登場人物の名前をよく出しますが、そんなこともありませんから・・・

利休さんが末期のお点前に使用しておりました楽のお茶碗は時価何億もするそうで、関係者の談話などでは、「海老蔵さんより丁寧な扱いを受けていた」そうで、それだけ凄いことなのです。
お茶の付いた茶杓を、何億もするお茶碗にコツンとしておりましたのには、ビックリハラハラのところでした。

楽美術館所蔵だそうですが、「よくぞ出してくれました」と思います。
新聞などの解説によれば100年以上お湯を通していないそうですのに大丈夫なものなんですね。

よく先生が、「どんな道具でも大切に扱えば何百年でも持つんですから、お道具は丁寧に丁寧に扱わなければいけません」と口癖のようにおっしゃっていたことを思い出しております。

雨の一日が終わりました。


コメント (3)
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