リラハープ工房

古代ギリシャ以来の弦鳴楽器を現代楽器に進化させたリラハープを製作している工房でのできごとをご紹介しています。

美しく響かせるために

2015-03-08 18:02:43 | 練習

リラは重音奏も美しいですが、基本は単音のメロディーを綺麗に弾くことです。

リラの音は減衰しますが、良く聴くと音は長く伸びています。

ゆっくりした曲ならば気にならないこともありますが、少し速い曲の場合は音を止めないと鳴らした音がすべて重なって聴こえます。

それが残響となって美しく響く場合もあります。

でもリラという楽器の良さを失うことなく音を止めることも大事です。

音を止めるためには、指や手でその弦に触れる必要があります。

それは美しく響かせるための練習です。 

 

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