角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

寒い季節の角館草履。

2012年10月20日 | 実演日記




今日の草履は、函館市にお住まいの男性からの、ご注文フォームによるオーダー草履です。女性用は定番配色①、男性用は「紺系おまかせ」とのご注文でした。今日の草履はその男性用です。
本日の便で出発しました。まもなく到着ですよ~。

こちらの男性はご注文の十日ほど前、西宮家で草履をひとつお買い上げだったんですね。ご注文フォームのメッセージ欄には、『2~3日痛かったのですが今日で10日目足も慣れ、冷たさを感じなくなってきたような気がします』とありました。

今日お立ち寄りくださった男性は、『去年草履を買いまして、ずーっと履いてますぅ。やっぱり足の冷たさが和らぎましたよっ』。
このご感想はとても多く、冷え性を自認する女性が夜布団に入るとき、この感じがよく分かるとおっしゃいます。

日常の実演でこれをご説明しても、なかなかご理解いただけない場合も多いんです。『えぇ!? ほんとぉ?』のように、半分信じていない人の多くは女性じゃないでしょうか。おそらくそれだけ足が冷たく、草履を履くだけでそれが和らぐとはにわかに信じ難いのでしょう。

縁あって本日オーダーを含むお買い上げの女性は、三名様でした。これから寒くなるシーズン、足の冷え解消に角館草履が少しでも役立ってくれることを願っております。
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