角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

男性のひとり旅。

2012年10月07日 | 実演日記




今日の草履は、彩シリーズ23cm土踏まず付き〔四阡六百円〕
黄緑に近いベース色は、これまであまりなかったように思います。せっかくですからオレンジ色を組み合わせ、蛍光色で明るく統一してみました。可愛らしさでは高い評価がいただけそうな草履ですね。

秋の行楽三連休、中日の今日も多くのお客様で賑わいました。中に和服のおばさまグループがいて、いかにも秋の角館らしい雰囲気です。
「和服姿」といえば、風変わりな若者が昨日の角館に現れました。ちょうどさんさんサンのブログで紹介されています。

草履コーナーも通過して行きましたが、タイミングが合わず言葉はかけられませんでした。と言いますか、声を掛けるのが若干ためらわれたのは、友人らしき男性と二人連れだったからなんですね。これだけの“歌舞伎者”であれば、やはり私のイメージはひとり旅です。

男性のひとり旅は案外多く、年齢層も幅が広いです。そしてひとり旅だからといって、寡黙かと思えばそんなことはないですよ。何かものづくりでもしている男性にあっては、20分くらい雄弁に語って行く人もいました。

これまで7年間の実演生活で、「ひとり旅=面白い人」の確率は結構高い気がしています。
コメント
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