

今日の草履は、彩シリーズ23cm土踏まず付き〔四阡六百円〕
ベース色が若干シブ目ですから、組み合わせは赤の唐草にしてみました。可愛らしさが加わると、中高年のおばさまの目を惹きますね。何人かがお買い上げ候補に挙げていたところ、新潟県からお越しのおばさまがお持ち帰りです。
当地にご実家があり、今は新宿区にお住まいのおばさまがお越しくださいました。ご自身が布草履の経験者で、且つ日常にご利用とのこと。試し履きにもすぐ応じられるのは、五本指ソックスだからなんですね。導かれてこの場にいるようなお客様ですよ。
すぐに気に入ってくださったおばさまは、まずご自分用が真っ先に決まりました。そして次は二人の娘さん用。たとえわが子であっても、お土産にするとあっては配色に悩みます。二転三転の末、どうにかご満足いただけるオーダーを賜りました。
このブログにもときどき登場する、「母娘ネタ」。娘さんからお母さんへのケースは、主に母の日が多いです。その逆、お母さんから娘さんへのケースは日常にありますよ。それだけ母は常にわが子を思っているのでしょう。
先日埼玉県鴻巣市へ3足発送したご注文。入金を知らせる郵便払込用紙の通信欄に、びっしりとメッセージが書き込まれていました。
『コンサートで秋田市を訪ねた帰りに、娘と角館散策を楽しみました。娘は草履を買って来なかった事を後悔していましたので、誕生日プレゼントにしようと思い立ちました。とっても喜ぶと思うと嬉しいです』。
仙台市の看護学校に学ぶ次女から、最近メールがないのを気にしていたカミさん。どうやら看護実習が始まったことで、すべての余裕が消え失せてしまったようです。自炊も出来ず、晩ごはんのおかずを写したメールが来なくなったわけですね。
それもここに来て一息ついたのか、またメールが届くようになった様子。10月上旬に休みが続くことで、数日帰省したい旨綴られていました。
娘に元気が戻ると、もっと元気になるのは母親ですね。来月は最終となる保育実習で長女も実家へ戻ります。子どものために忙しいのが、母は元気の源かもしれませんね。