角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

加齢現象。

2012年01月10日 | 家族の話




今日の草履は、彩シリーズ23cm土踏まず付き〔四阡六百円〕
昨年から切らさず編むようになった茶色の草履。人は年齢を重ねるに従い、趣味嗜好も変わってきます。若い頃はなんとも思わなかった茶色が、実にお洒落であることに気づいた昨今。今年も茶色の草履はときどき編んでみるつもりです。

正月の福引抽選会のときです。私より十年ほど若い商店会の男性スタッフ二人が、最近感じた「加齢」について話し込んでおりました。
ひとりが、『最近大学駅伝をずーっと見ていられるようになった』。するともうひとりが、『NHKを見てる時間が長くなったな』。
この会話に私も参加しました。『紅白歌合戦の間、チャンネルをいじらなくなった』。

男女の違いはあるのかも知れませんが、おじさんに向かいつつある、あるいはおじさんになってしまった男性は、これらを感じる人が多いように思います。言い換えると、テレビ番組に執着しなくなったとも言えるのでしょう。

一昨日で双子の娘たちが、それぞれ生活場所へと移動して行きました。二週間の滞在中、私とのチャンネル争いはゼロです。これも加齢現象のひとつなんでしょうね。
コメント
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