今日の草履は、彩シリーズ24cm土踏まず付き〔四阡八百円〕
「紺系おまかせ」に選ばれそうですが、紺というより青に近い組み合わせです。ジーンズの色調にも似ていて、カッコいい感じですね。サイズは男性用に少し小さめの24cm
、スマートなおじさまにいかがでしょう。
今日も一日降雪はありませんでした。お日さまが顔を出すと、ほっとした空気になりますよ。あと一両日は好天が期待できそうです。積もった雪が融け出し、道路のアスファルトが見えてくると、これまでの雪かきの疲れも少しは癒されますね。
東京は浅草からお越しのおばさまひとり旅。もうあとは新幹線に乗って帰るだけの状態で、夕方薄暗くなってからのご訪問です。『草履を編んでらしたの?』とおっしゃりながら展示パネルの前に立つと、『あら~、綺麗っ!』。
ご自分用をお買い上げくださいました。
『この雪には驚いたでしょ!?』と言うと、『雪を見たくて来たからそれは良かったんだけど、吹雪っていうのも体験したかったのよねぇ』。
今週の暖気を私たちは喜んでいましたが、それもすべての人に当てはまるわけではないようです。でも私が思うにご期待通りの吹雪だったとしたら、おそらく散策を愉しむなんて気にはならなかったでしょうね。
これまで当地の大雪をお伝えしていますが、北海道岩見沢市の記録的豪雪を今朝のテレビで見ました。平地で194cmという積雪量は、さすがの秋田県もなかなか聞くことがありません。
テレビでは高齢者の一人暮らし世帯が映されていました。玄関の引き戸が開かないくらい、雪がなだれ込んでいます。このように除雪の手がない世帯は、角館でも年々多くなっていますね。
仙北市長が就任と共に打ち出した、「地域運営体」なるものがあります。仙北市となる前は、角館・田沢湖・西木の三か町村でした。さらにそれ以前、昭和の大合併前は九つの行政区に分かれていたんですね。地域運営体は当時の九つに分け、それぞれの住民が主体的に事業展開するもので、その資金として各々500万円が予算されているわけです。
九つの中の角館では柱となる事業に、「高齢者世帯の除排雪」を掲げているようです。角館の中でも細かく丁内単位で需要と供給を把握し、必要に応じて作業に当たると聞きました。わが家のある丁内は今のところ需要がないようですが、こうした組織とマニュアルが出来上がっていることに意味を感じます。
高齢者の一人世帯は、「やがてわが身」の可能性が誰にもありますよ。